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「絆」と深い感謝を覚えた1年

2011.12.21
代表メッセージ

早いもので今年も12月となり、皆さまもご多忙の日々を送られていることとお察し致します。

日本では毎年12月に「今年の漢字」が発表されます。これは一年を象徴的に表すと思われる漢字を一字選ぶもので、今年は「絆」が選ばれました。やはり、日本では東日本大震災からの復興、そして震災によって多くを無くして気付く、「大切なもの」に象徴されたようです。

私たち、新極真会の一年は世界大会の成功に象徴されます。世界中の仲間たちが一堂に会して笑顔を交わし合い、選手たちはそれまで磨いた技と魂をもって世界一の栄誉を競い合う。これは私たち空手家にとっての夢のひと時といえるでしょう。振り返れば震災発生以降、日本は様々な危険に晒され、その様子はメディアを通じて世界中に配信されました。開催すら危ぶまれた世界大会でしたが、そうした心配は杞憂に終わりました。皆さまの来日によって無事に世界大会が開催され、世界最強最大の空手トーナメントが実現したのです。

まさに私たちの「絆」を再確認し、深い感謝を覚えた一年だと言えます。
この素晴らしい新極真会を一層発展させ、そして強い絆をもって未来永劫のものにしていきましょう。

さて、私たちは休む間もなく、次なる目標に向けて帆を上げなければなりません。空手ワールドカップ2013。いよいよ、この大会の日程が正式に4月13日、14日と決定しました。

主催国のリトアニア支部はこれから多忙な準備の日々が待ち受けていますが、ぜひ頑張って下さい。同時に世界各支部からのご協力を宜しくお願いします。
最後になりますが、空手家は良き社会人、そして家庭人でなければなりません。そのためにもその資本となる皆さまのお身体を大切にしてください。どうかご家族の絆を大切にしていただき、ご自愛専心にご留意していただき、来年も共に歩んでまいりましょう。

年の瀬に際しまして、今一度すばらしい仲間たちの存在とその絆、極真空手を創始していただいた偉大なるわが師、大山総裁に深い感謝を申し上げて今年一年を締めくくります。

みなさん、メリークリスマス、そして良いお年をお迎え下さい。

押忍

新極真会代表
緑健児


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