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人のつながりを大切に

2011.02.09
代表メッセージ

平素は新極真会の発展に皆さまのご尽力を賜りまして心から厚く御礼申し上げます。
早いもので新年も2月に差し掛かりました。1月を振り返れば、9日には毎年恒例の新年鏡開きの稽古を護国寺で開催致しました。今回で四度目になりますが、今年も晴天に恵まれ、大山総裁を身近に感じながら日本地区の支部長責任者が新年の気合を響かせました。

特に今年は世界大会、しかも第10回記念大会を開催するということもあり、一層気合が入った稽古となりました。稽古が終われば大山総裁のお墓にきれいなお花と線香をお供えし、世界中の仲間たちとともに、この一大イベントを何としても成功させることを大山総裁にお誓い申し上げてまいりました。

その世界大会もいよいよ準備が本格化してまいりました。私たちの活動を広く国際社会の皆さまにご紹介すること、すなわち広報活動を計画的に着々と進めおります。広報というものは、社会との結びつきであり、その結び付ける役割を担って下さるのがメディアの皆さまとなります。私たちはこうしたメディアの皆さんとの信頼関係を作り上げることを大切にし、幸運にも多くのメディアの皆さまに私たちの活動をご支援していただいています。本格的な世界大会シーズンを前にした2月、私たちが考える世界大会に向けた広報計画をメディアの皆さまにご説明させていただく場を設け、その計画を踏まえてより良い活動のお知恵をいただき、また各メディアの皆さま同士の横の連携も強化していただく予定です。

皆さまご承知のように、新極真会は人を、そして人と人のつながりを大切にする組織です。とにかく人の意見に謙虚に耳を傾けることが大切であり、その精神は大山総裁から受け継いだ「我以外皆師なり」という心の有り様を根底に据えるものです。こうした人間関係は一朝一夕で作り上げられるものではなく、日々の積み重ね以外の何ものでもありません。多くの皆さまのお知恵を拝借しながら、第10回記念世界大会を必ずや皆さまとともに成功裡に導いていきたいと思います。

さて、歴史的な転換期となる2011年、新極真会はより有機的な結合を強め、未来の飛躍に向けた土台を確実なものとしなければなりません。私ごとではありますが、1月2日に、私の父親が85歳になりました。故郷の奄美では、85歳になると盛大にお祝いをしますが、父親は「長生きはしてみるもんだな」と涙を流していました。そんな父の姿を見て、自分も幸せな気分になります。私たちには極真精神という偉大な財産がございます。「頭は低く、目は高く、口慎んで心広く、孝を原点として他を益す」。私たちには大きな夢があります。「世界最強最大の武道団体作り」。その夢は私たち全員が手と手を取り合って掴みとり、そして次代につないで行く。この歴史的転換期の今、私たちは「親孝行」の大切さを再認識する必要を痛切に感じます。

私たちの新極真会、その根底にあるのはいつも人、人、人です。素晴らしい仲間と共に、いかなる苦しみや喜びも分かち合いたいと思います。
押忍


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