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大山総裁の命日に誓う

2008.05.12
代表メッセージ

皆さん、日頃は新極真会の活動にご尽力とご協力をいただき心から感謝申し上げます。世界各地で大会やキャンプといった様々な行事が積極的に開催されていることを大変うれしく感じています。いつも皆さんの活動の報告を頂くたびに自分自身の身が引き締まり、一層の努力を自分に言い聞かせています。本当にありがとうございます。

 さて、4月26日には大山倍達総裁の命日を迎えました。この日は「極真」というアイデンティティをもつ世界中の空手家や関係各位にとって最も大切な一日。皆さんはどのような想いを抱いてその日を過ごされましたか。私はその日、新極真会の支部長責任者を代表して護国寺に参りました。

 総裁が眠る聖地は少し曇り空でした。総裁の墓碑を掃除しながら、在りし日の総裁の笑顔、指導して下さった厳しい稽古の一瞬一瞬、叱咤激励のお言葉の数々など、たくさんの想い出を噛みしめました。早いもので総裁が他界して14年。今、私たちがこうして空手が稽古でき、空手を通じて世界中の素晴らしい仲間たちに巡り合うことができるのもすべて大山総裁のおかげです。「ゆっくりお休み下さい。WKO新極真会を世界中の支部長責任者が一丸となって世界で最強最大の組織にしていきます」。大山総裁に語りかけ、静かに墓前で手を合わせて護国寺を後にしました。皆さん、これからも大山総裁の遺志を忠実に継承して、一層稽古に励み、日々努力精進して参りましょう。

 さて、いよいよ世界各地で第4回ワールドカップの予選が本格的に開始されます。日本でも今月のウエイト制大会から選抜戦を開始します。昨年の世界大会に出場した塚本徳臣選手をはじめ、この大会に出場する選手は厳しく過酷な稽古の真っただ中です。世界各地の予選に出場する選手も同じように厳しい稽古を重ねていることでしょう。選手の皆さんは悔いの残らないように精一杯稽古して、必ずや来年ロシアで戦う栄光を掴んでください。夢はあきらめなければ必ず叶います。その夢が叶うかどうか、それは皆さんがどれだけその夢に懸ける想いが強いか、そこに全てが懸かっています。皆さんの健闘を心から祈念しています。

 最後になりましたが、皆さんに嬉しい報告があります。今年8月に「カラテドリームカップ」という新しい大会を東京体育館で開催します。この大会は、幼年からシニアまで全世代の空手家がその修行の成果を競い合う場として華々しく開催するもので、まさに「夢の祭典」と呼ぶに相応しいものでしょう。すでに海外の数カ国から出場の要望をいただいているなど、この大会が世界の夢を乗せたものに昇華していくのも近いと思います。皆さまからの多くの参加をお待ちしています。世界中の子供たちが一堂に会して修行の成果を競い合う、そんな素晴らしい日が来ることを想像すると胸が期待で膨らみます。

 新極真会は輝かしい未来に向って、壮大な夢に向かって、その歩みを止めることはできません。皆さんの手で、皆さんの心で新極真会を素晴らしい組織にして参りましょう。 (WKOニュースレター5月号から抜粋)

全世界空手道連盟新極真会
代表 緑健児


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