新年明けましておめでとうございます。
年頭に際しまして、平素から新極真会をご支援して下さる全ての皆さまに深い感謝を申し上げますとともに、本年も変わらぬご厚情を賜りますよう心からお願い申し上げます。
さて、日本では「一年の計は元旦にあり」といわれます。これは、その年の計画は元旦に立てるべきであり、まず初めに計画を立てて事にあたるべきだということを意味するものです。希望に満ちた新しい年の始まりを皆さまはどのように迎えましたでしょうか。
私の目標は「新極真会を世界最強、最大の空手団体にすること」に尽きます。その実現のために、今年は次の二点に注力してまいります。
①ワールドカップを世界最強で最高峰の大会にすること、
②加盟国を１００カ国にすること、です。
私たちにとって、今年のメインイベントはワールドカップです。この大会での選手の奮闘に世界最強の証明が委ねられています。昨年末までに世界各地で選抜戦が行われ、出場選手の顔ぶれも大体揃ってまいりました。私も都合の許す限り各地区の選抜戦を視察して回りましたが、いずれも非常にレベルアップが目覚ましく、誰もが頂点を狙える位置にいることを実感しました。世界中で最も厳しい稽古を積んだ人間が優勝の栄誉を手に出来ることを肝に銘じて、一日一日、一瞬一瞬の稽古に取り組んでください。主催国のロシアでは日本の事務局と連携して準備にあたり、１月末に出場者を確定して３月にトーナメントを決定する予定ですのでご理解とご協力をお願い申し上げます。
現在、７５カ国が加盟する新極極真会に新規加盟の問い合わせが多数寄せられているのは非常に喜ばしい限りです。これは、私たちの活動が正しい方向に進んでいる証だと確信しています。各地区や各支部を民主的に運営していくのは大変な時間と根気が必要だと思います。皆さんが意見を持ち寄り、ぶつけ合って正しい結論を導き出す。こうした地道な努力によって組織が安定的で魅力的なものになっていきます。私たちの新極真会は素晴らしい仲間に恵まれた素晴らしい組織ですので、その仲間の輪を今以上に世界中に広げていきたいと思います。
今年一年、世界中の素晴らしい仲間と一緒に、最高の一年を過ごしたいと思います。空手家ですから何より稽古が一番です。健康に留意して今年一年精一杯頑張って参りましょう。皆様のご協力を心からお願い申し上げます。
押忍！
新極真会代表 緑健児
WKOニュースレター１月号より抜粋