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第10回記念世界大会まであと一年

2010.10.06
新極真会ニュース

皆さま、平素は新極真会の発展にご尽力いただきまして心から感謝と敬意を表します。
 今年、日本では記録的な猛暑に見舞われ、地球環境の変化をまざまざと感じた次第でした。その猛暑もようやく終わり、今は一転してしのぎやすい秋を迎えました。皆さんの地域や国ではどのような気候の変化がございましたでしょうか。

さて、第10回記念世界大会の開催までちょうど一年に迫ってまいりました。私たちはこの大会の準備を本格的に開始しました。まずは、世界各国の出場選手数を決定しましたので別紙をご参照願います。近年では、新極真会への加盟国の増加や支部の拡大などが目覚ましく、一部の国には前回と同じような出場枠を割り当てられないことが生じています。こうした問題を解決するために、男子部門は16名の追加枠を設けました(合計144名)。しかしながら、この16名は旅費交通費の自己負担となることをご確認願います。近年の目覚ましい新極真会の発展を肌で感じることに大きな喜びを感じると同時に、世界的にまん延する経済不況による厳しい予算繰りを余儀なくされています。喜びも苦しみもともに分かち合うのが、民主的な新極真会の運営概念だと考えますので、皆さんのご理解をお願いしたいと思います。

先日、その世界大会に特別演武をご披露して下さるドルフ・ラングレン先生が、日本にお越しになりました。ご自身が出演する映画「エクスペンダブルズ」のプロモーションとのことですが、非常に短い滞在期間にもかかわらず膨大な業務をこなされていました。この滞在期間中、過密なスケジュールにもかかわらず、新極真会のプロモーションにも積極的に協力していただきました。特に来年の世界大会にむけた雑誌やテレビのインタビューには、本当に忙しいスケジュールの合間を縫って、映画関係の業務終了後、厳しい疲労にも関わらず、私たちのところに駆けつけて下さいました。国際的な映画俳優として活躍されていても、いつも空手家としての心構えを忘れない、その誠実で謙虚な姿に真の武道家を感じました。どんなに苦しくても、そうした表情を一切見せず、いつも新極真会の発展を気にかけてくれる姿には感動と感謝以外に言葉は見当たりません。

大山総裁が創始した極真空手がこのようなお金では買えない、素晴らしい友情を私たちにもたらしてくれたことにも心から感謝致します。この世界大会を目指す選手は、こうした協力や想いがこの大会を支えていることを肝に銘じて、精一杯の稽古をしてその闘いに臨んで下さい。日本でもいよいよ代表選抜選が開始致します。皆さんの国や地域でもその選抜戦がスタートすると思いますが、その栄誉を勝ち取るために一日一日、一瞬一瞬の稽古に全力を注いで下さい。

最後になりましたが、私たちの夢、オリンピックに向けた動きも着実に進めています。2020年、2024年での夢の実現に向けて、JOCとの連携を強め、その有力な役員から様々な指導を頂きながら、確実に前に進んでいます。この夢、奇跡の実現には新極真会に加盟する皆さん一人ひとりの協力が大切ですので、引き続き力を合わせて頑張ってまいりましょう。 
押忍
新極真会代表 緑健児


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