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神奈川東横浜支部 長谷川淳 初段昇段レポート(2013年2月11日)

2013.12.25
昇段レポート

雨だれ石を穿つ。自分が好きな言葉です。
自分が新極真会空手と出会ったのは、35歳の初夏でした。

当時、幼稚園に通っていた長男が小柄であり、いじめに合うことを心配した自分は新極真会の門を叩きました。
とは言え、それは自分と周囲に対する、一つの言い訳に過ぎなかったかもしれません。

自分も長男同様、決して恵まれた体格でなく、職場でも周囲の目を気にしながら過ごすような、気の弱い性格でした。
口に出すことはありませんでしたが、常に心の中には「日々を堂々と過ごしたい」という気持ちがありました。
入門案内を手にした時、長男の入門と同時に自分も入門する事は必然となっていました。

勇んで入門したまでは良かったのですが、稽古の厳しさに根を上げる時が多々あり、道場に向かうペースが下がった時期もありました。稽古の厳しさに身悶えし、これ以上は続けられないと思う時もありました。何かにつけて稽古に行かない理由を考え、道場から足を遠ざける時もありました。

意を決して道場に向かうも、さぼりがちな自分に対して道場の皆さんが冷ややかな態度を取られるのでは・・・と怯えながら、道場の入口でためらっていました。

そんな時、いつもと変わらぬ笑顔で自分迎えてくれる諸先輩方が居ました。

新極真会空手は正に心身を錬磨するもの、強さのみならず優しさを身に付けられる貴重な場であることを教えてくれたのは、この諸先輩方でした。

大切なことに気付いた自分は、できることをコツコツと根気よく続ける習慣を徐々に身につけて行きました。
併せて、自分の至らないところの陰に隠れた長所を見つけ、自分に最も適した方法で指導をしていただいた先生の助けもあり、地道な稽古を繰り返すことによって、いつしか級を重ねて行くことができました。

この度の昇段審査におきましても、あの頃と変わらぬ諸先輩方が、あの頃と変わらぬ厳しさと優しさを持って、10人組手の相手として立ってくださいました。

末筆となりますが、この度の昇段をお許しいただいた木元師範をはじめ、指導員の先生方、道場の皆さま方に対して厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

雨だれ石を穿つ。
これからもこの言葉を胸に精進してまいります。押忍

長谷川淳1_R

神奈川東横浜支部
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