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京都南支部 今岡伸宇 初段昇段レポート(2015年12月13日) 

2016.02.08
昇段レポート

この度は、昇段審査のお許しを頂き誠に有難うございました。

一人では成し得る事のできない昇段審査を無事に終えることができたのは、ここまでご指導頂いた村山師範、指導員の諸先輩方、夜遅くまで練習にお付き合い頂きご指導頂いた諸先輩方、連続組手をして下さった諸先輩方、道場の皆様、励ましの声を掛けて下さった皆様のご指導ご支援の賜物と、心より感謝致しております。
 
私が空手を志したのは、今から20年前、青年海外協力隊としてアフリカ・ジンバブエ共和国に滞在していた頃です。
当時、体育隊員として赴任し、現地のハイスクールで体育の授業や課外活動で近隣の学校に野球の指導をしておりました。

そんな中、時折、道行く子供達に笑顔でファイティングポーズをとられ、一言「KARATE」と言われる日が続きました。
現地の子供達には、日本人イコール武道、武道イコール空手というイメージがあったようです。

時には、空手を教えて欲しいと懇願されることもありましたが、経験のない私は、申し訳ない気持ちで断り続けました。
しかし、アフリカの地で日本の武道を少しでも伝えることができればと思い、日本から柔道着を寄贈して頂き、少し経験のあった柔道の指導を行いましたが、やはり、空手の人気は根強いものでした。

また、いつかアフリカに戻れる機会が訪れたら、次は、少しでも空手を伝えたいという思いを胸に、任期を終えて帰国致しました。
 
帰国後、早速、空手の道場を探していた時に、偶然、極真会館京都支部三明道場のポスターが目に留まり、直ぐに体験をさせて頂き入門を決意致しました。

入門から約5年間は、極真会館でご指導を頂きました。
最初の頃は、慣れない基本、移動稽古や複雑な型の動きに戸惑い、スパーリングでは常に身体のどこかを痛める日々でしたが、練習を終えた後の充実感、爽快感が心地よく、日増しに空手の魅力に惹かれていきました。

何とか緑帯まで進級した時に、私は再び海外協力隊として2年間アルゼンチンへ赴任することになり、一旦空手から離れることになりました。
しかし、時間が経っても空手への思いは途切れることなく、逆に継続したいという気持ちが強くなり、帰国後は直ぐに京都南支部道場に戻り、新極真会に入門致しました。

気持ち新たにゼロからのスタートで臨み、約10年の月日が流れ、現在に至ります。

空手を始めて約17年の月日が経ちましたが、年を重ねるごとに空手への思いは深くなり、空手の奥深さを実感しながら、今尚こうして続けられていることを幸せに思います。
 
今回の昇段審査では、空手の年数を重ねていても、自己の心技体が高められていない事を痛感致しました。
この昇段審査で感じたこと、学んだことは自身の財産であり、今後の空手に生かしていきたいと思っております。
 
黒帯からが空手の本当のスタートという言葉通り、初心に立ち返り、気持ちを引き締めて、今後、更に精進致します。
 
村山師範、道場の諸先輩方、道場の皆様、今後ともご指導の程宜しくお願い致します。押忍

                                                                                 
京都南支部
支部長/責任者:村山努
連絡先住所:京都府京都市伏見区竹田七瀬川町81-7
電話番号:075-645-4908
京都南支部ホームページ

     
                                                                                                


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