この度は、昇段審査を受審させていただき、また昇段をお許し下さり誠にありがとうございました。
私が空手と出会ったのは、息子が小学校1年生の時に、たまたま学校の近くにあった道場に息子と見学に行ったのがきっかけでした。
私自身は全く入会するつもりはありませんでしたが、同年代のお父さん達が汗を流している姿を見て、気持ちが変わりました。
結果、息子が入会し、2ヶ月後には私も入会することになりました。
息子と一緒に始めたので、家の中でも空手の話で盛り上がり、今までより会話が増え、息子とのコミュニケーションが出来、非常に良かったと思っております。
但し道場の練習についていくのはつらく、日頃の運動不足と不摂生な生活で、週1回の練習が精一杯でした。
そんな状況でもなんとか今まで続けられたのは、師範をはじめ先輩方々が皆親切で、道場内もアットホームな雰囲気があり、練習はつらくても、楽しく空手を続けられることが出来ました。
師範から昇段審査を受けて良いですよと言われた時は、まだ自分には早すぎるのではないかと自問自答しましたが、先輩方々からの応援もあり、気持ちを切り替え審査の為に準備を始めていきました。
昇段審査の当日は朝から緊張していましたが、これまで練習をしてきた自分を信じて基本、移動、型を何とか終える事が出来ました。
そして最後に10人組手を何とか無事完遂し、最後まで立ち続ける事が出来ました。
その後師範と握手をし、「終わったんだな」と実感が湧いてきました。
師範からは「黒帯になってからが本当の空手人生が始まります」と言われ、自分自身もこれからが本当の空手人生なんだなと思い、今後の人生への教訓にもなったような気がしました。
塚本師範をはじめ、先輩方々には本当に感謝をしております。
これからも稽古に励み、空手と自分自身の成長に日々精進し続けたいと思います。押忍
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