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神奈川東横浜支部 田代典子 初段昇段レポート(2017年1月22日) 

2017.04.11
昇段レポート

この度は、昇段審査を受ける機会を頂き本当にありがとうございました。

十二年前、長男が五歳からお世話になり、その後次男、その一年後に私が入門させて頂きました。

子どもたちには精神面、心を強くしたいと思い習わせ始め、また私においては子どもたちと共通の話題が出来ればと思い空手の道へ。

まさか何年か後に昇段審査を受けさせて頂けるようになるとは思ってもいませんでした。

子どもたちは、最初は泣いてばかりで稽古に全く興味を持たず『叩くのも、叩かれるのも嫌』と組手を嫌がるばかり。

それでも周りのお友達が昇級していく姿を見、また先生や先輩方のアドバイスを頂き苦手ながらも、自分から審査を受けたいと言えるまでに成長していきました。

日々逞しくなっていく姿に、私も負けられないなと思ったことを覚えています。

そうは思ってみても体は思うように動かず、子どもの頃に大病を患い、運動は学校の体育ぐらいしかした事がなかった為か、とにかく体力が無く、子どものクラスに出ても息が切れ、すぐに覚えられるだろうと思っていた型や移動稽古も覚えられず、辛いなと思う日々。

それでも一つ型を覚えれれば嬉しくて楽しくて。
そこから型は辛楽しいものであると、辛い稽古の先には楽しいが待っている事を知りました。

他の方よりも随分のんびりと時間をかけ一級まで昇級し、その間内部試合を経てドリームカップの型試合にも挑戦させて頂き、いつかは表彰台にと大きすぎる目標を掲げ稽古に励むようになった三年前、初級の型・移動クラスの指導のお話を頂きました。

私が指導をして良いものかと随分悩みましたが、こんな機会はもう無いかもしれないと、自分を成長させるためにもやらせて頂くことに。

はじめてみて自分の未熟さが身に沁み、足を運んでくれる稽古生に一つでも多く師範や先生方に教えて頂いた事を伝えたく、今まで以上に頑張らなければならないと、気持ちを新たに稽古に励むことが出来、またこの事が一番自分を成長させることが出来たと、大切な機会を下さった師範に本当に感謝しています。

また昇段審査を受けるにあたり、指導してくださった師範、藤本先生、組手が苦手な私の相手をしてくださった西口道場の先輩方、心から応援してくれた道場の子どもたち、そして稽古に出る私を笑顔で支えてくれた家族に心の底からお礼を伝えたいです。

最後に空手を始めた頃、『叩くのも、叩かれるのも嫌』と言っていた息子が大きくなり言った言葉、
『叩けば自分の手も痛いし、叩かれれば痛い。空手を学ぶことで力でなんとかなる、なんて思わなくなった。暴力ではなく、制御できる力は大切だ。できれば多くの人にそれを学んでほしい』

頷かずにはいられない、その言葉を胸に、また精進してまいりたいと思います。

_2017_年_1_月_22_日昇段審査 (96)_R

神奈川東横浜支部
支部長/責任者:木元正資
連絡先住所:神奈川県横浜市神奈川区神奈川2-14-17
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