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傷ついた広島に空手で元気を!地元勢5年ぶりの優勝はなるか:第35回全中国大会

2018.09.05
新極真会ニュース

7月の豪雨災害の影響で一時は開催が心配された今大会だが、大濱博幸支部長をはじめとする関係者の尽力により、予定通り行なわれることとなった。
関西勢を中心に強力なメンバーが揃う中、地元・広島勢の王座奪還なるかに注目が集まる。

・大会名:第35回全中国空手道選手権大会
・開催日:2018年9月23日
・開催場所:広島県立総合体育館
 ※広島電鉄「紙屋町西」下車バス「紙屋町」
 または「バスセンター」下車アストラムライン「県庁前」下車(西2出口)
・主催支部:広島支部
・大会情報:広島支部HP

西日本に甚大な被害を及ぼした7月の豪雨災害。
広島は土砂崩れや浸水が相次ぐなどとくに被害が深刻だったが、だからこそ今大会が予定通り開催される意義は大きい。

一般の部は歴代王者が出場しないため、誰が勝ってもおかしくない混戦模様となっている。
その中でも優勝争いの中心となりそうなのが、前回大会の準優勝者であり、第31回全関西大会中量級王者の大橋右京。
10月の全日本大会へ向け、ここで優勝して弾みをつけたいところだろう。

それに続くのは、前回大会で3位入賞をはたした広島支部の古本翔基。
今年のドリームフェスティバルでは並みいる海外勢を連破し、学生男子中量級を制覇。
「どんな状況でも心が折れない」と大濱博幸支部長が称賛するメンタルの強さを武器に、2013年を最後に5年間遠ざかっている広島勢の王座奪還を目指す。
 
その他にも池内敬直や大橋主税、扇谷卓哉のブロック大会常連組、広島支部の新鋭・松田祐樹など、バラエティに富んだメンバーが揃った。
 
また、小学6年の部にも注目したい。
広島支部では今年のドリームフェスティバル小6男子重量級で優勝した古庄正樹を筆頭に、松岡賛侍、中居勇斗、鈴木来飛など、〝第二の島本兄弟〟と呼べるハイレベルな小6世代が切磋琢磨している。

35回目で初めて開催される型試合も含め、見どころの多い大会となりそうだ。

大橋右京(兵庫中央支部)

大会主催者:大濱博幸(広島支部 支部長)
「7月の豪雨災害後は道場が使えなくなってしまった地区もありましたが、大会は予定通り開催します。ご支援をいただきました全国のみなさまに、感謝申し上げます。
一般の部は、大橋右京選手と古本翔基のふたりが軸になりそうです。
現状ではブロック大会で実績のある大橋選手が最右翼だと思いますが、広島支部としては今年のドリームフェスティバルで優勝した古本に、王座奪還を期待しています。
そこに、池内敬直選手、大橋主税選手、扇谷卓哉選手、広島の松田祐樹が続く展開になるでしょう。
また、今回は初めて型の試合を行ないます。
かねてから、型の本質である相手を本当に倒せる型、組手に活かせる型を伝えたいという思いがありました。
型の試合も実戦的であるべきだと考えておりますので、審判基準に関しては見た目の良し悪しよりも、型本来の目的に合致しているどうかを重視します」

昨年の決勝戦

広島支部
支部長/責任者:大濱博幸
連絡先住所:広島県広島市南区翠5-12-17
電話番号: 082-253-7350 
広島支部ホームページ

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