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東京お茶の水支部 井村真也 初段昇段レポート(2020年3月1日)

2020.03.23
昇段レポート

この度は昇段の認可を頂きましてありがとうございます。

私が極真空手を始めたのは大学1年生の時に遡ります。
小学生の頃からプロレス好きで、格闘技も観戦する様になり、いつかは自分もやってみたいと思うようになりました。

高校時代、極真空手をやっていた友人が「極真は素手素足による直接打撃の最強の空手」と言っていた事が脳裏に焼き付いており、また武道的な所にも惹かれ、大学入学後近くの道場に入門しました。
最初に見学に行った際には、緊張と恐怖心でそのまま引き返してしまい、二回目に意を決し入門したのは懐かしい思い出です。

大学時代は空手中心の生活を送っていましたが、就職で上京することになり、道場を移籍して続けていましたが、仕事が多忙になり結局退会してしまいました。

それから約10年後、娘の幼稚園の友達が近所にある新極真会お茶の水道場に通っていると耳にし、娘を通わせようと見学に行ってみると、懐かしい道場独特の空気、更にその場で体験稽古もさせて頂き、眠っていた血が一気にたぎりだし、娘よりも先に入門してしまいました。

そもそも極真空手は若い人がやるもので、もう自分は一生やる事は無いと思っていたのですが、道場には年上の方や社会人の方が多く、自分もまた出来るのではと思ったのも大きな要因です。

また、一からスタートする事になりましたが、新たな空手の醍醐味を再発見したように思います。
基本・移動・型では細部にわたり御指導頂き、空手の技の奥深さを知り、また、空手を通じて仕事上では出会えない方々との交流、娘と一緒に稽古をし試合にも出て、喜びや悔しさを共感出来た事等々、あげればきりがありません。

足の指を骨折したり、肉離れを起こしたりと仕事に差し障りそうな怪我もしましたが、仕事中心の人生以上に充実した人生を過ごせていると実感しています。

再開した当初は、出来る限り稽古を続けていこうという気持ちでしたが、茶帯を取得した頃から黒帯を意識するようになってきたと思います。
昇段審査受審の許可を頂いてから、試合前とはまた違った、自信や不安が交錯する心理状況のもと合格目指して稽古に取り組みました。

審査当日は独特の雰囲気、緊張からか基本審査の蹴りの辺りで息が上がってしまい、移動審査の頃には、稽古でやってきた事を信じて全力で動き続けるしかないというような状況でした。
昇段審査に向けて砂川師範から個別にも御指導頂いたのですが、指摘頂いていた事が十分に反映出来ず、反省が残る内容と認識しています。

受審前までは、黒帯取得を一つの目標・ゴールとして置いていましたが、昇段の認可を頂き、まだ漠然とですが、新たな始まりのように感じています。

今後、新極真会の黒帯として恥ずかしくない様、武道空手の道に精進して参ります。

最後に、昇段審査に向けて御指導頂いた砂川師範、泉師範代、そして道場の皆様に心より深く感謝申し上げます。

※東京お茶の水支部情報はこちらよりご確認下さい。


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