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神奈川東横浜支部 平本拓也 初段昇段レポート(2020年3月22日)

2020.05.12
昇段レポート

2020年3月22日に木元道場にて昇段審査を受講しまして、辛くも合格させていただきました。

お恥ずかしながら私は経験だけは長く、まだ少年の16歳で極真空手の門をたたきました。
今はもう48歳となり30年以上。長きにわたり空手と共に人生の半分以上を過ごさせていただいております。

晴れて夢の中の夢、遠い存在だった黒帯になれました。
ここまでの道のりを諦めずに達成出来たことは木元師範、指導員の皆様、共に昇段を受講した皆様、東神奈川の稽古を共にした道場生の皆様のご指導そして何より家族の長きにわたる理解と協力があったおかげです。

関係していただいた皆さまに深い感謝しかありません。
私の空手との出会いはテレビで第4回極真空手世界大会を観たことです。

当時の松井選手、アンディフグ選手との壮絶な決勝戦が印象的でまた、突きと蹴りからなる真剣勝負を目の当たりにし、とても衝撃を受けたことを思い出します。
身体も小さいことにコンプレックスがあったこと。
強くなりたいという願望があったことから友人の紹介で当時木元師範が指導していた道場に勇気を出して入門しました。
実際には想像を超えた稽古のキツさを体感しました。

稽古についていくのがやっと。
仕事の忙しさを理由に稽古も真剣にやらない時期もありました。
結果、頑張っている同期生や後輩はあっという間に強くなって行き、先に昇級したり大きな大会で活躍していくことを複雑な思いでやり過ごしていましたように思います。

それでも空手を諦めることをしなかったのは、辛い稽古の後の対価が大きいことでした。
達成感、爽快感、満足感が他の何よりも感じることが出来ました。
仕事で辛いことがあっても空手の辛い稽古などん思い出し何度も立ち直ることが出来ました。

30代後半から空手に対する意識が上がり稽古の回数も増えてきました。
茶帯にもなり結果は出ませんが試合も積極的に参加するようになりました。

その頃、兄も入門してきました。
それもありお互いに競争力が芽生えてきたことが幸いしました。

しかし、兄は私より稽古も真面目に行っていたことからどんどん実力を上げていき、気がつけば私と同じ黒帯取得を共に挑戦するほどになり正直焦りました。
とはいえ共に昇段出来たことはとても嬉しく、ホッとした次第です。

昇段に向けて同じく挑戦する仲間と教わいながら同じ気持ちで頑張って稽古したこと。
稽古に行けないときは家の庭で懐中電灯を灯して型や移動の練習をしたこと。
今はかけがえのない思い出です。

黒帯となった今、もっと意識を変えて次の目標に向かって行きたいと思っています。

試合での入賞を目指すこと。
又後輩への指導がきちんと出来るよう、模範となるような実力をつけること。

微力ながら木元道場ならびに新極真会に貢献していけるよう人間として成長して行きたいと思います。

最後にこんな自分の実力でしたが昇段をお許しくださいましてありがとうございました。
今後ともご指導いただきますことをお願い致します。押忍

※神奈川東横浜支部の情報はこちらよりご確認下さい。


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