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東京東支部 織田勲彦 弐段昇段レポート(2020年11月8日)

2020.12.24
昇段レポート

この度は、弐段昇段のお許しをいただき、誠にありがとうございます。

格闘技ブーム真っ只中の青春時代から、この年になるまで「地上最強のカラテ」を追い続けていられるのは師、先輩、道場の仲間そして家族のおかげです。

私は10代半ばで極真空手に出会い、当時大阪堺にあった極真会館芦原道場に通いました。
1970年代後半のまだ極真が一枚岩だった頃で、世間では漫画やアニメ、映画等の影響もあって道場は強さへの憧れを抱いた若者達で、いつも溢れかえっていました。
「勝つか負けるか」ではなく「倒すか倒されるか」を学びに道場に通った、まさにそんな時代でありました。
今ほどルールも整備されておらず、まだ拳やスネのサポーター等も無く、ガツガツ殴り合ったり掴み合ったり、時には覆い被さったり、まさしく「ケンカ空手ここにあり」と言った様相でした。

今は時代も移り、子供達を中心にルールも整い、当時に比べて数段技も進化したように思います。
しかしながら技の進化と引きかえに、古き良き時代の極真空手の「荒々しさ」は、少しずつこぼれ落ちていったようにも感じます。

「昔は良かった」などと感傷に浸るのは人の常なのでしょうか。
私の師、南里師範は年令など何処吹く風で、毎日欠かさず道場でトレーニングに精を出し、いまだ現役で指導を続けられるそのお姿は「極真の道を全うすること」のまさにそのものであり、そのこぼれ落ちていったものを大事に両手ですくい上げる人でもあります。

今回の審査ではシャドーの基本、突きの散らし方や突き方、指導する上での心構え、始まりと終わりの太鼓の叩き方など多くの事をご指導いただき、とても勉強になりました。
今後の自身の糧にしていきます。

私は空手を始めたことがきっかけとなり、その後アクションの道を志しました。
一人でも多くの人が新極真空手を始めて良かったと思えるように、今まで私が学んできた事をしっかりこの拳に握りしめ、これからも努力していきたいと思っています。

最後になりましたが昇段審査の機会を与えて下さった南里師範はじめ、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。押忍

※東京東支部の情報はこちらよりご確認下さい。


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