第6回全世界ウエイト制空手道選手権大会・初日


第6回全世界ウエイト制空手道選手権大会・初日4年に一度の体重別世界一を決定する全世界ウエイト制空手道選手権大会の第6回大会がカザフスタンの首都アスタナのダウレタ・スポーツコンプレックスで開幕した。

女子軽量級

女子軽量級は、ゼッケンのラストナンバーを背負った菊川結衣が好発進を決めた。一回戦を本戦5-0で突破すると、ダイヴァ・クリシウニエネとの準々決勝では胴廻し回転蹴りをヒットさせ、鮮やかな一本勝ち。もうひとりの有力候補であるヴィオレタ・リトヴスカは準々決勝で竹谷彩佑に敗れ、初日で姿を消すこととなった。マリア・サヴェリエワを破って準決勝に駒を進めた将口美希を含め、日本代表の3人全員がベスト4に残る結果となった。

女子中量級

女子中量級は、南原朱里、加藤小也香の優勝候補ふたりが順当に勝ち上がった。南原はジュナイ・アリエワとの初戦を本戦で突破すると、準々決勝ではKWUから参戦したエマ・マークウェルを撃破。加藤は後ろ蹴りで一本勝ちを収めて絶好のスタートを切ると、準々決勝では危なげない試合運びでイシス・ピニージャを本戦5-0で完封。加藤の妹の千沙、地元・カザフスタンのアナスタシア・ミロネンコを含めた4人が最終日に駒を進めた。

女子軽重量級

女子軽重量級は、横山紀子と長谷川梨佳がともに初戦で敗れる中、初戦、準々決勝をともに本戦で勝ち上がった荒木千咲が日本人でただひとり準決勝へ進出。優勝候補筆頭のインガ・ミクスタイテ、地元・カザフスタンのイオアンナ・べリフ、同じくカザフスタンのイェカテリーナ・グロワがベスト4に名を連ねた。

女子重量級

女子重量級は、日本人3選手が順当に勝ち上がった。佐藤弥沙希はリトアニアの新星・モニカ・リズコヴァイテを、将口恵美は地元のアジャール・ジャクシバイェワを、谷岡菜穂子はリトアニアのノラ・ヴァズネリテをそれぞれ準々決勝で撃破。最終日の準決勝では将口が谷岡と、佐藤はアンナ・ヴィシニャコワと対戦する。

男子軽量級

男子軽量級は、大会3連覇がかかる地元のドミトリー・モイセイエフに注目が集まった。初戦は中段突きによる一本勝ちで危なげないスタートを切ったものの、飯野駿との二回戦は苦戦を強いられることとなった。最終延長までもつれた試合を判定4-1で何とか振り切り、ベスト8に進出。もう一方の優勝候補であるアンドレイ・ズィンチェンコも河瀬惇志との二回戦は、本戦、延長ともに0-2でリードを許す薄氷の展開となったが、最終延長5-0で逆転勝利。また、竹中達哉、岡﨑陽孝、多田耀成、熊谷幸敦の日本人4人も準々決勝へ勝ち上がった。

男子中量級

大波乱の展開となったのが、男子中量級。前回大会準優勝で優勝候補筆頭の前田優輝が、まさかの初戦敗退となった。本戦はマシュー・アー・チョウに判定2-0でリードを奪い勝利は目前かと思われたが、延長でアー・チョウの後ろ廻し蹴りをまともにもらい、技有りを奪われ涙を飲んだ。ハサイ・マゴメドフは二回戦で河瀬俊作に敗れ、有力候補ふたりが初日で姿を消す結果となった。越智純貴、緑強志の福岡支部勢はともに二回戦で敗れたものの、河瀬、小野寺天汰、吉澤穂高の日本人3選手が最終日へ進出。越智を破って勝ち上がったサラハト・ハサノフを含め、誰が優勝してもおかしくない先の読めない最終日となりそうだ。

男子軽重量級

対照的に、男子軽重量級はおおむね順当な結果となった。前田勝汰、ナザール・ナシロフ、ヴァルデマラス・グダウスカス、マリウス・イラスの四隅の4人が揃ってベスト8へ進出。とくに注目を集めたのが、追加選抜で日本代表入りをはたした島本一二三とナシロフの二回戦だった。本戦、延長ともに判定0-0と両者一歩も譲らぬ展開となったが、最終延長は3-2でナシロフに軍配。また、加藤大喜、山田一仁の日本人ふたりも準々決勝行きを決めた。

男子重量級

男子重量級は、第11回世界チャンピオンの島本雄二、第48回全日本チャンピオンの入来建武が危なげないスタートを切った。島本は初戦となったアバシン・シンワリとの二回戦を突破すると、三回戦では強豪のブライアン・ヤコブセンを本戦5-0で撃破。一方の入来はチョンリー・マッキとの初戦を勝ち上がると、エフゲニー・オトプコフとの三回戦は右下段廻し蹴りで一本勝ちを収めた。第11回世界大会3位のルーカス・クビリウスは岡田侑己を破って最終日に駒を進めたが、マシエ・マズールは落合光星に本戦で敗れて初日で姿を消した。島本、入来、落合、山本和也の日本人4名に加え、地元・カザフスタンのイリヤ・ヤコブレフも準々決勝行きを決めた。