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長野義徳「武道は生活であり人生。日本のために死力を尽くす」

2015.10.20
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――JFKO全日本大会で重量級3位入賞、そして世界大会への代表権獲得おめでとうございます。
「ありがとうございます。今は日本代表選手に選ばれたという緊張感があります」
――長野選手は体格的には軽重量級くらいが適正体重だと思うのですが、あえて重量級に出場したのはどうしてですか。
「山田(一仁)師範から『長野の組手スタイルは重量級のほうが向いているんじゃないか』とアドバイスをいただいたからです」
――どんな部分が向いていたのでしょうか。
「スピード勝負で闘うところだと思います。軽重量級で同じようにスピードの速い選手と闘うより、重量級で闘うほうが自分の持ち味を出せるんじゃないかと思ったんです。それと重量級は推薦枠が4位までということもありました」
――実際に試合をしてみて闘いやすかったのですか。
「闘いやすいとは思いませんでしたが、自分の持ち味は出せたんじゃないかと思います」
――三回戦は村山努選手、準々決勝は鈴木眞之選手と、強豪選手との対戦が続きました。
「村山選手も鈴木選手も一発一発が強くて痛かったですね」
――準決勝は優勝した山本和也選手でした。
「山本選手はこちらが嫌な時に攻めてくるのが巧かったですね。勝負所をよく知っている印象です」
――世界大会には初出場となりますが、今まで外国人との対戦はありますか。
「2011年のオーストラリア大会の一回戦でロシアのローマン・ネステレンコ選手と闘ったことがあります。負けてしまいましたが、非常に勉強になりました」
――日本人選手とはどんなところが違いましたか。
「技のスピードとパワーも違いましたが、一番大きな違いは間合いですね。相手の攻撃が当たるのに自分の攻撃が当たらず、非常にやりづらかったです。あの時の間合いの違いはイメージトレーニングで克服しようと思っています。技をもらってから返すと遅くなってしまうので、技をもらわずにカウンターを当てるイメージですね」
――スピードとパワーはどうやって克服しますか。
「フィジカル面のアップです。今は体重を上げて87㎏から88㎏くらいになっているのですが、稽古中も少し体が重いです。最終的には84~85㎏で出る予定です。一度体を大きくして、その後スピードを出すために絞っていく感じだと思います」
――第11回世界大会のテーマは「武道」です。長野選手は仕事(生花業)を持ちながら武道家としての顔も持っています。〝二足の草鞋〟は大変ではありませんか。
「武道は自分にとって生活であり人生です。仕事との両立も会社に理解をいただいているので、恵まれた環境だと思います。そういう意味でも世界大会は絶対に負けられません。日本のために死力を尽くして闘います」

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