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“世界”が日本にやってくる!塚本徳臣支部長の外国人分析

2015.10.24
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足を使えれば勝利は見えてくる!

塚本「今回は、日本人も外国人も世代交代の世界大会になると思います。世代交代が進む中で、旧世代のヴァレリー選手ががんばっているという状況ですね。ヴァレリー選手は昔ほどのスピードや大技はなくなりましたが、そのぶん突きや下段、ヒザのまとめ方のテクニックや感覚は上がっています。
今回の日本代表は全体的にサイズが小さい選手が多いので、パワーのある外国人に対しては、足を使えなければ絶対に勝てません。ただ、小さいからダメなわけではなく、逆に考えれば足を使えるサイズということになるので、いい部分でもあるんです。機動力を使って相手を振り回すことができれば、勝利は見えてくると思います。」


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 4年前の世界大会ほどのスピードはありませんが、ヒジの打ち下ろしからの逆突きのスピードだけは速いので、気をつけなければいけません。特徴としては、最後の20秒で必ずラッシュをかけてくるところです。これだけパワーがある大型選手のラッシュは脅威ですね。吹き飛ばされる可能性があるので、ラッシュをかけられる前の段階でなるべくスタミナを奪うことが大事です。外国人選手の中でも、パワーは一、二を争います。イリヤ・ヤコブレフ選手と双璧をなすのではないでしょうか。


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 トータルの能力では、ヴァレリー選手にも引けを取りません。特徴は縦の攻撃で、足が使えるのも強みです。技ではとくに、内廻し蹴りがいいですね。速くて到達地点が高いので、一本が取れる。外国人選手の中で、世界王者にもっとも近い存在かもしれません。優勝した昨年の全ロシア大会では、スピードとスタミナがあって捕まえにくいハサイ・マゴメドフ選手から、技有りを奪って勝利しています。ナザール選手はスピードとテクニックがあるので、どんな相手にも対応できると思います。


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 躊躇せずに、すべての技をフルスイングできる思い切りのよさが長所です。粗削りですが、粗いからこそ相手は闘いづらいと思います。技は、破壊力のある突きや下段を中心に、中段や上段、ヒザなどもあります。不意に打つ追い突きは、日本人にはない変則的な打ち方をするので、注意が必要です。


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 体の大きさが最大の武器です。それだけで、ガードの上からでも攻撃を効かせられますからね。このサイズから突きや前蹴り、下段やヒザで圧力をかけるため、相手にとってはやっかいだと思います。また、上段廻し蹴りや上段ヒザ蹴りなど、上段にも技を振れる器用さも持ち合わせています。


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 パワーというより「馬力」があるという印象です。ルーカス選手やイリヤ選手とは少しタイプが異なりますね。技では、上段ヒザ蹴りに注意が必要です。ただ、それ以上に優れているのがスタミナです。「効いたな」と思ったところから動いてくる粘り強さは、外国人選手の中でナンバーワンでしょう。


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 一発のパワーがあるにも関わらず、手数もあるのが一番の特徴です。突きやヒザを中心に、一定のリズムでどんどん攻めていきます。最後の20秒ラッシュも絶対にしますね。それに加え、打たれ強くてスタミナがあり、あの巨体から繰り出す後ろ蹴りも速いです。脅威の存在だと思いますね。


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 特別に突きが強いとか、下段が強いとかではないですが、何でもある程度できることが彼女のいいところです。突きも強いですし、ヒザ蹴り、前蹴り、上、中、下段、後ろ廻し蹴り。まんべんなくこなせます。手数が多くスタミナもあり、最後まで試合をあきらめない姿勢もすばらしいですね。


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 体を見てもわかるように、大きくてパワーがあるファイタータイプです。「女子版・塚越孝行」といったところでしょうか。気持ちが強く闘志もあり、まさに重戦車ですね。ここまでパワーがある選手は日本にいないため、彼女の圧力には手を焼くと思います。技は突きが得意ですね。


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