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私たちが愛するフルコンタクト空手をオリンピック種目にするために

2014.06.18
代表メッセージ

平素は新極真会の発展にご協力を賜り誠に有難うございます。
今回は5月に大阪で開催されました全日本フルコンタクト空手道選手権大会の成功を皆さんにご報告させて頂きます。日本国内235団体から370名の選手が一堂に会して、フルコンタクト空手日本一の座を賭けて激しい戦いを繰り広げました。わが新極真会の選手たちは体重別男女8階級のうち男子3階級と女子1階級で王座を奪取することができました。

新極真会の威信を賭けて戦い抜いてくれた選手たちの姿は私たちの誇りとして深く脳裏に焼き付けられました。選手の皆さん、この日のために重ねてきた努力の数々に心から敬意を表します。フルコンタクト空手界初の統一大会は、選手たちの頑張りと会場を埋め尽くした超満員の来場者の声援、そしてスポンサーの方々からのご支援等や空手各団体の皆さまの高い志によって、大変な盛り上がりを見せました。

皆さんご承知のように、空手のオリンピック種目化を目指す上でとても大切な海外来賓にもご臨席賜りました。スポーツアコードのマリアス・ビゼール会長、そして極真世界連合(KWU)のユーリ・トルトネフ共同議長からのご支援は大変心強いものであり、光栄なことでした。お二方とは、フルコンタクト空手の未来像や方向性、理想と現実の冷静な分析と今後とるべき道の選択肢の見極めなどについてご助言を賜り、意見交換を致しました。海外から貴重なお時間を割いて本大会の応援に駆けつけて頂きましたことに深い感謝を申し上げます。

さて、本大会の運営母体である全日本フルコンタクト空手道連盟(JFKO)は、今から約二年余前に設立準備会議を発足させ、昨年3月に正式法人化されました。私たち、新極真会もその発起人の一員として、多くの熱い同志たちと建設的な議論を重ね、具体的な活動の第一歩として本大会を始動させました。特に調整に時間を要した競技ルールや審判動作は大会においてとても有効に作用し、来場者の多くから審判の公平さや厳格さに高い評価をいただきました。とても大きな収穫でありました。多くの方々が力を持ち寄り、文字通りに協力すること、そしてまとまりをもつことによって本大会が実現しました。
本大会は長渕剛さんからの歌のプレゼントによって、自分たちの夢を決してあきらめない強い志と仲間の絆を分かち合って締めくくられました。長渕さんから頂いた勇気に心から感謝致します。
新極真会が一丸となって、本大会の幹事役の重責を果たせたことに安堵しております。あらためまして、関係各位のご協力に心から感謝申し上げます。
すべては、私たちが愛するフルコンタクト空手をオリンピック種目にするために。そして、空手を志す子どもたちの未来のために。どうか、WKO加盟各国でもこうしたJFKOの活動を参考にして、フルコンタクト空手道連盟を組織していただき、一日も早く国際連盟を創設して参りましょう。

先日、アゼルバイジャン・バクーで開催されました欧州大会2014にお招きいただき、選手たちの熱い戦いを拝見致しました。私たちは毎年本大会を視察していますが、本年も世界有数の競技レベルの高さを堅持しており、来る2015年、武道空手の世界最高峰である第11回世界大会で頂点を極める可能性を強く感じさせてくれました。欧州地区の選手たちの激闘に敬意を表します。滞在中は欧州地区総会にも出席してフルコンタクト空手のオリンピック種目化に関する提言や意見交換を致しました。みなさんの真剣な眼差しはとても印象的でした。前述しましたが、欧州各国における各国フルコンタクト空手道連盟の創設を心から期待しています。同大会におけるルスタモフ支部長を中心とするアゼルバイジャン支部の関係各位のご尽力や滞在中にいただいたおもてなしに感謝の意を表します。
引き続き、皆さんとともに、夢の実現に向けて一歩一歩前に進んでいきたいと強く願っています。どうかご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

新極真会
代表 緑健児


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