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大山総裁の23回忌法要で生涯修行、生涯一武道家を誓う

2016.05.02
代表メッセージ

 4月26日は極真空手の創始者であります大山倍達総裁の没後22年目の祥月命日でした。本年はこの命日に先立つ4月23日にご宗家が主催する23回忌法要(施主 大山喜久子極真会館代表)が護国寺で厳粛に執り行われ、そこに出席をしてまいりました。
 かねてからご宗家主催の定期法要にはお誘いをいただいていましたが、私たちの公式行事との日程が重なり出席できずにおりました。今年はようやく日程調整ができ出席させていただきました。法要の当日、大山総裁が眠る護国寺は青く澄み渡った空の下、大山喜久子代表や鈴木義和総本部師範が笑顔で私たちを迎えていただき、法要に出席される盧山初雄極真館館長やほかの高弟の師範方とも再会することができました。
 法要は厳かななかにも、どこか温かみのある和やかなものでありました。大山総裁の墓前では、静かに目を閉じ、掌を合わせ、今私たちが世界中の仲間たちと強い絆で結ばれ、総裁が創始した極真をともに愛する団体の垣根を越えた同志の皆さんとともに時間を共有できることに深く感謝を申し上げました。こうした法要の後に催された食事会では、大山総裁に献杯をし、高弟の師範方からご挨拶などもあり、出席者からは終始笑顔があふれていました。今回の法要において、ご宗家から特にお話があったのは「和合」の精神。私たちの師大山倍達総裁の逝去後、多数の団体に分かれて活動する残念な現在となってはいますが、心を通わせ、協力協調できるところは積極的に和合していこうとするお考えと理解し、私たちもこうしたお考えにご賛同の意を表して参りました。今回このような思い出深い法要を催していただきましたご宗家の皆様には深く御礼を申し上げる次第でございます。新極真会は一丸となって活動を充実させ、生涯修行、生涯一武道家を誓って、日々の修行に邁進していきましょう。

 さて、新極真会では世界各地で様々な地区活動が展開されています。昨年は極真世界連合(KWU)との発展的な国際協力関係を構築したのち、相互に主催する世界大会に選手を派遣し、血の通った交流がスタートしました。私たちはフルコンタクト空手の国際連盟創設を推進する一方で、自分たちのアイデンティティを強く自覚し、フルコンタクト空手界の中でも質量ともに際立つ存在にならなければならないと強く考えています。そのためにも、世界の各支部道場の活動を充実させ、とくに新極真会の活動を広く国際社会に報じていく場となる選手権大会では、最強の選手たちが集い、最高の戦いを繰り広げる舞台としなければなりません。私たちWKOは、最強最大の武道団体を目指す、世界で唯一無二の存在でありたいと考えます。こうした新極真会のアイデンティティを見失うことなく、フルコンタクト空手界の国際協調という大きな潮流のなかで際立つ存在になっていくことを、皆さんとともに立志し、日々邁進していきたいと思います。押忍

新極真会代表 
緑健児

※各団体役職名はホームページ(日・英)より引用


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