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急速に進むグローバルな大同団結

2015.08.16
代表メッセージ

平素は新極真会の発展に向けてのご協力に心から感謝を申し上げます。皆さんのご協力のおかげで新極真会が強い結束をもつ武道団体として日々成長していることを実感しています。
こちら日本では真夏の祭典として、8月8日、9日にカラテドリームカップを開催して幼年からシニアまで年代別体重別に区分された全85階級に1,582名の選手が出場し日本一の座を競いました。武道空手は生涯修行。老若男女が道場に集い、厳しい稽古を通じて互いの存在を尊重し、互いの心を高め合います。この生涯修行の成果を発表する最高峰のドリームカップでは、会場の至るところで道場の仲間や保護者が一丸となって出場選手を応援する姿を目にします。拍手や声援を送り健闘を称え合う。時に喜び、時に涙する。空手を通じて仲間同士の友情や家族の愛情や絆が深まっていることを心から嬉しく感じています。来年はこのドリームカップを国際大会として開催しますので、世界中から多数のご参加をお待ちしております。

新極真会では武道空手の祭典、第11回全世界大会の準備が着々と進んでおり、ついにトーナメントを発表しました。今回は新極真会の加盟国や人数が拡大したこともあり、選手数も大幅に増え、男子164名、女子44名の計208名が最強の空手家を決める戦いに挑みます。また、新極真会と協力関係にある極真世界連合(KWU)からもトップ級の強豪選手が参戦することから、一体誰が優勝するのか今まで以上に予想が困難になりました。本大会が世界最強最大の体重無差別トーナメントと言っても過言ではないでしょう。本大会に出場する選手の皆さんには残された大会までの一日一日、一瞬一瞬を大切に、悔いのないように努力を重ねて欲しいと思います。私たちも皆さんの頑張りに報いるように世界最高の戦いの舞台を用意して皆さんのお越しをお待ちすることと致します。

KWUとの提携は、空手の五輪競技化、そしてノンコンタクトに加えてフルコンタクト種目の採用を要望するという共通の考えを根底にしたものです。その具体的な活動が相互の世界大会での選手交流ということです。KWU主催の世界大会が10月3日、4日にロシア・ハバロフスクで開催されますが、こちらにも新極真会の選手を多数派遣します。新極真会を代表して出場する選手の皆さんには正々堂々と戦って必ずや最高の結果を残してくれるように期待いたします。新極真会に出場の機会をいただきましたKWUのユーリ・トルトネフ共同議長及び関係各位の皆さまには心から感謝を申し上げます。

フルコンタクト空手界の再編では、新極真会とKWUの提携を機にグローバルな大同団結が進展していくことは間違いないでしょう。そのスピードも想像を遥かに超えて速い。

私たちが最も大切にすべきは、極真を源流にするフルコンタクト空手であり、フルコンタクトルールに則った競技の世界標準化と国際競技連盟の創設こそが私たちの使命なのです。東京では東京2020オリンピックの追加種目が組織委員会で検討され、9月末には主催国である日本から追加競技の提案がなされます。私たち新極真会は、空手界の実情やフルコンタクト空手の実勢について、事実を伝え、関係各所にフルコンタクトルールの採用を要望し、誠実にそして真っ直ぐにその実現に向けて最後までその可能性を追求して参ります。押忍

新極真会代表
緑健児


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