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第11回全世界大会を目前に控え

2015.10.16
新極真会ニュース

皆さま、平素は新極真会の発展にご尽力を賜り誠に有り難く心から御礼を申し上げます。
いよいよ、4年に一度の武道空手の祭典である第11回全世界大会が直前に迫って参りました。

日本では、この大会に向けた準備が着々と進んでおり、大詰めの段階に入りました。何といっても大会は選手が主役です。この世界最高の栄光の舞台に上がることに誇りを持って、ベストコンディションで試合場に臨めるように最後の仕上げを行って下さい。今大会には先日、極真空手のオリンピック種目化を目指して正式協定を結んだ極真世界連合の選手団にも参加していただきます。極真各派の選手同士が団体の枠を超えて、激しくも清々しく、正々堂々とした戦いを披露し、魂の交流をしていただくことを期待致します。
 世界大会では、世界中の支部長責任者の皆さまにお目にかかれるのが非常に楽しみです。いつも申しますが、新極真会は民主合議制を基軸にした組織です。私たちの新極真会をより大きく発展させるために建設的な意見を交わし、みんなで手と手を取り合って未来に向けて一歩一歩踏み出して参りましょう。大会終了後には世界空手セミナーも開催されますが、多くの参加者と日本のシンボルである富士山の麓で空手三昧の至福の時を過ごしましょう。

 さて、9月28日には2020東京オリンピック追加競技の提案が正式に大会組織委員会から発表がなされ、空手が追加競技として提案されることが決定されました。この追加競技の提案決定に向けた関係各位のご尽力に心から敬意を表しますと同時にお慶びを申し上げます。今回発表された空手競技には残念ながらフルコンタクトは含まれませんでした。
私たちは空手競技においてノンコンタクト組手とフルコンタクト組手を共存させる可能性を見極め、今後はフルコンタクト空手の単独承認も視野に入れながら、引き続きフルコンタクト空手の世界的な価値を高めていきたいと考えています。こうした活動を推進する上で、フルコンタクト空手を世界的に統括する国際競技連盟の創設が急がれます。新極真会の支部長責任者の皆さんにおいては、各国各地域でフルコンタクト空手競技を統括する国内競技連盟の創設に向けた一層のご尽力を期待しています。フルコンタクト空手のオリンピック種目化はこれからが本番なのです。引き続き、フルコンタクト空手を志す子どもたちがオリンピックの舞台で活躍できる可能性を追求して参る所存です。こうした未来志向の努力の継続によって、昨年11月に世界的に実施した「フルコンタクト空手のオリンピック種目化」の署名活動にご協力をして下さった103万名の皆さまの期待にお応えしていきたいと考えています。尚、2020東京オリンピックの追加競技・種目は、2016年8月にリオ・デ・ジャネイロで行われる第129次IOC総会での承認を以って正式決定する運びです。

 冒頭に述べましたように第11回全世界大会は目前に迫りました。本大会の開催に向けてご協力をして下さるすべての皆さまに感謝を申し上げ、今月の挨拶とさせていただきます。押忍

新極真会代表
緑健児


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