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加盟国100カ国を目指して

2016.06.22
代表メッセージ

来年7月に迫った第6回全世界ウエイト制大会に向けて世界各地区で熾烈な予選が繰り広げられています。日本でも5月21日、22日に開催された第3回全日本フルコンタクト空手道選手権大会を第1次選抜戦と位置付け、男子8名、女子4名を日本代表に選抜致しました。
 今後、10月に開催する第48回全日本大会を第二次選抜として各階級の日本代表選手団が確定して参ります。これから世界各地区の選抜戦に挑む選手の皆さんには持てる力を存分に発揮していただき、体重別世界一を決める栄光の舞台に駆け上がって欲しいと願います。世界中の選手の皆さんの健闘を心から祈念しております。
 
 先に述べました全日本フルコンタクト空手道選手権大会は国内281団体から全354名の選手が集う、日本フルコンタクト空手界で最高峰の大会として世界中から注目を浴び、大会両日で7,000名超の観客にご来場していただきました。本大会は、フルコンタクト空手の国際競技連盟の創設に向けて空手母国が世界に提唱するジャパンモデルとして確固たる地位を築いたといっても過言ではありません。今や、このフルコンタクト空手界の大同団結という大きな潮流は世界を巻き込み、着実な和合が進展しています。こうした流れの原動力として、わが新極真会が国内外の幹事役として活動のお手伝いをさせていただいていることに重責と誇りを感じています。

 先日、6月3日~5日にベルギーで開催されたヨーロッパフルコンタクト空手キャンプには12の国際団体から350名が参加して盛大に開催され、私もそのお招きに預かりました。二泊三日の稽古はとても友情と笑顔に満ちあふれたものでした。団体の垣根を越えて、皆がフルコンタクト空手に没頭し、共に汗を流して叩き合い、蹴り合う。厳しい稽古の瞬間を共有したものだけが味わえる連帯感や信頼の輪を広げました。今回のヨーロッパキャンプはフルコンタクト空手の世界的大同団結を推進する上でとても大切な役割を果たしました。地区レベルの団結で意識を高め、国レベルに団結を波及させる。今後、ヨーロッパ地区内の国単位の活動に勢いをつけていくでしょう。こうした「ヨーロッパモデル」は他地区に対してよい影響を与え、自然発生的に世界的な流れとなっていくことを期待しています。今回のキャンプに、ヨーロッパ地区委員長のクーン・シャレンベルグ師範がキャンプ直前の手術にもかかわらず、車椅子で駆けつけてサムライの心意気を示して頂いたことに深い敬意を表します。また、このキャンプを運営していただいたコーン・スピテールス師範とギルバート・クレヴァリンガ師範のご尽力に感謝を申し上げます。

 最後になりますが、わが新極真会は93の国と地域が加盟する世界一の武道空手団体だと自負しています。フルコンタクト空手界において、確たる存在に成長させるためにも早期に100の国と地域の加盟を実現させたいと強く考えています。この目標実現のためにも世界の支部長道場長が一丸となって、強い意志と迅速な行動をもって活動していかなければなりません。日々の稽古や活動に精進しながら、どうかお体を大切にしてください。皆さんと共に、私たちが愛するWKOを世界最強最大の組織にして参りましょう。
押忍

新極真会
代表
緑健児


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