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カルマジン師範の想いに応えるべく、一致団結した組織運営を誓う

2017.09.20
代表メッセージ

最初に、8月1日に急逝されましたハンガリーのジェルジー・カルマジン支部長を悼み、心からの哀悼の意を表したいと思います。カルマジン支部長は非常に優秀な空手家であると同時に有能なビジネスマンとして、ハンガリー支部の発展に多大なる貢献をされてきました。
ついこの前の第6回全世界ウエイト制大会、カザフスタンの地で元気な姿を見せていただいていたばかりでしたので、その余りにも突然の死に驚きと悲しみに暮れました。ご遺族をはじめ、支部長門下生の皆さんのご心痛は計り知れず大きいものと思いますが、カルマジン師範の想いに応えるべく、一致団結して支部活動を継続して欲しいと切に願います。カルマジン師範のご冥福を心からお祈り申し上げます。
早いもので全世界ウエイト制大会から2ヶ月が経ちました。各支部道場では、次なる目標に向けて日々稽古に邁進されていることと思います。先月、日本ではカラテドリームフェスティバルを開催し、幼年からシニアまでの各年代、組手と型の競技に分かれて全140階級で覇を競いました。日本国内から2,318名の選手が集うこの大会は世界随一の規模を誇るフルコンタクト空手大会として国際的に認知されて参りました。フルコンタクト空手界において、新極真会が絶対的、独自的な武道団体として他の追随を許さない地位を確立するためにも、このドリームフェスティバルは非常に重要な大会に成長して参りました。来年は体育館の改修時期の関係で6月23日、24日の両日で開催されます。同大会は国際大会として開催されますので、ぜひ多くの選手に出場して頂きたいと思います。

さて、フルコンタクト空手界の世界的な大同団結のために、とても大切な提携関係にあるKWU(極真世界連合)が主催する世界大会が12月にロシアで開催されます。この大会には、残念ながら日本選手は直前の全日本大会への集中から参加を見合わせておりますが、世界各支部からは多数の参加希望が本部に寄せられました。今後、KWUと連携して、出場希望選手の競技レベルや全体バランスを調整して出場選手団を確定してまいります。選手の皆さんはぜひ新極真会の威信に懸けて精一杯戦ってください。極真系他団体の皆さまとは、各団体のアイデンティティを相互に尊重し、節度とわきまえを持った上で積極的に交流して行きたい。そして、フルコンタクト空手界が統一化された競技を軸として一つにまとまれるように関係各所とともに地道な努力を重ねて参りたいと考えています。
こうした活動や発展の礎となるのは、世界各地で指導者としてフルコンタクト空手の推進にあたる支部長道場長の皆様の熱い想い、情熱に他なりません。どうか、健康に留意して一日一日の努力を積み重ねて頂きたいと思います。押忍

新極真会代表 緑健児


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