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ドイツで感じた熱い情熱

2011.03.01
新極真会ニュース

皆さま、いつも新極真会の発展にご尽力いただきまして心から感謝申し上げます。長く寒い冬があけて、暖かい春の足音が聞こえてまいりました。全国各地では どのような気候の変化があるでしょうか。昨今、世界各地では地震や津波といった自然災害が相次ぎ、多くの方々が被災されました。最近ではニュージーランド での大地震の沈痛な模様がメディアを通じて私たちのもとに届けられました。被災された方々には心からお見舞いを申し上げます。

被災地では いまだ懸命な救命活動が継続されているとのこと、なんとか一人でも多くの大切な命が救われることを信じてやみません。昨年秋には私の郷里、奄美でも大雨に よる自然災害に見舞われました。この災害発生時にはちょうどロシアに出張しており、郷里の危機に心を痛めたものでした。このとき、多くの皆様から励ましの お言葉や義援金をいただき、本当に心から勇気づけられたものです。誰でも色んな危機に瀕した時に、仲間のありがたみを痛感するものです。皆さまがいかなる 困難や危機に直面したとき、いつも新極真会の仲間が応援していることを忘れないでください。いつでも仲間が皆さまのそばにいますので、勇気を持ち続けてく ださい。それが、仲間を大切にする新極真会なのです。

さて、第10回世界大会は順調に準備が進められています。世界各国各地域でも代表選 手の選抜が積極的に進められています。選手の皆さんは日本の誇りを背負って世界の舞台で戦える栄誉を勝ち得るために精一杯稽古に打ち込んでください。いつ も申し上げることですが、世界で一番過酷な稽古を自身に課したものが、世界一の栄誉を勝ち取ることができます。一日一日、一瞬一瞬、全力で稽古に挑んでく ださい。すべての選手の皆さんが絶対後悔のないように、今の稽古をやり抜いて下さい。

先日、ドイツ支部(ヴォルフガング・ペック支部長) よりウィンターキャンプにお招きいただき小井事務局長とともに参加させていただきました。キャンプはペック支部長やヴォルトマン国代表を中心に一致団結し て和気あいあいと運営がされていました。その内容も、稽古はもちろん雪山登りや雪道ランニングなど、どれも思い出深いものでした。

特に皆 さんとともに臨んだ、吹雪の中の雪山登りは思い出深く、参加者全員で困難な道のりをのぼりつめ、頂上に到達した達成感は非常に満ち足りた気持ちでした。一 歩一歩、雪道を踏みしめ、吹雪にさらされながらひたすら全員で頂上を目指すのは、まさに世界大会を目指す稽古や、世界最強最大をめざす組織運営とまったく 同じものでした。ドイツ支部の皆さんと踏みしめた一歩一歩、そしてみんなで頂上で眺めた景色を決して忘れることはないでしょう。

また、選 手稽古も積極的に行われていました。ドイツには第7回世界大会準優勝の栄誉に輝いたムザファー・バカック選手がいます。この稽古も彼がコーチとして後進を 育成し、スピードランニングでも彼が先頭にたってみんなを引っ張っている姿に、ドイツから近い将来第二のバカック選手の出現を強く期待させるものでした。 彼の指導に臨む姿勢、またそうした気持ちにこたえる選手たちの熱い情熱に心から感銘を受けました。

ドイツ支部は役員が非常に若く、ペック 支部長の人柄も影響して、支部が一丸となり愛情に満ち溢れた運営がされていました。ますますのご発展をこころから祈念いたします。世界の各支部でもこのよ うな運営がされていることと思います。強い集団を作るためには、強い個の存在が不可欠です。どうか皆さん一人一人の手で新極真会を最強最大の組織にしてい きましょう。

皆さんのご協力をよろしくお願い申し上げます。

押忍
新極真会代表 緑健児


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