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大同団結、オリンピックへ向けて

2010.06.03
新極真会ニュース

皆さま、平素は新極真会の発展にご尽力いただきまして有り難うございます。

日本では毎年恒例の第27回全日本ウエイト制大会(5/22-23)を開催しました。来年の世界大会を見据えて厳しい稽古を重ねてきた選手たちが一同に会し、その修業の成果を発揮して激しい戦いを繰り広げてくれました。今大会において、特筆すべきは海外から多数の選手が参加していたことです。

ロシア、カザフスタン、オーストラリア、中国。なかでもカザフスタンから出場したドミトリー・モイセイエフ選手とアレクセイ・レオノフ選手が見せてくれたチャレンジャー精神にとても感心しました。皆さまご承知の通り、両選手は昨年のワールドカップで入賞を果たしており、モイセイエフ選手はチャンピオンに、またレオノフ選手は二大会連続で入賞に輝いた強豪選手です。昨年の結果に甘んじることなく、さらに向上する姿勢は、同じ大会に出場した選手にとって素晴らしい模範となりました。やはり世界トップクラスの選手は何かが違います。心の持ちようが違います。

いつも感じることですが、武道とは心で行うもの。真実は外側ではなく、内側に隠されています。今回は、来年の第10回記念全世界大会が日本で行われることを見越しての挑戦でしょう。両選手とも結果こそ優勝には至りませんでしたが、来年に向けたプロセスを確実に進んでいく両選手の素晴らしい戦いに心から敬意を表します。また昨年より支部長に就任したロシアのデニス・グリゴリエフ選手も自身の生徒を多数連れて参加していました。近い将来、第二のデニス選手が生まれることを心から期待しています。

新極真会の国際情勢は日々刻々と変化しています。最近、私たちの活動に賛同して新たに加盟を希望する方が急増しています。こうした情勢の変化を受けて、各国各地域も大きな成長のステージを迎えています。ここでは個人から組織への移行、民主性に基づいた組織の編成が急務となります。こうした変化への対応に乗り遅れることなく、成長へのチャンスを活かしていきましょう。また、オリンピック参加に向けた取り組みも着実に進めています。

この実現には空手界の団結、特にフルコンタクトカラテ界の団結が不可欠となってまいります。大山総裁がご健在の頃からの懸案事項でもあったこの大同団結という課題を私たちの手で前に進めていかなければなりません。現在、JOCとの連携を強めることでこの実現に向けて一歩一歩前に進んでいますので、皆さまのご理解とご協力を心から祈念します。

最後になりましたが、今夏のドリームカップに全国から多数のお申し込みを頂きまして誠にありがとうございます。この大会も短期間で非常に大きな成長を見せており、国内外から大きな期待を寄せて頂いています。世界中の「夢」が東京体育館で一同に会する日を楽しみにしています。

押忍

新極真会代表 緑健児


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