カラテドリームフェスティバル2017・初日


8月5日~6日の2日間にわたり、カラテドリームフェスティバル2017全国大会が開催されている。空手の大会としては世界最大級のスケールを誇る真夏の祭典に、今年は過去最多の2318名(団体型26団体)がエントリー。大会初日となった8月5日は、全日本空手型競技選手権(団体型)、小学生から一般までの型部門、組手の全日本シニア空手道選手権と新極真カラテ全国新人戦が行なわれた。聖地・東京体育館を舞台に繰り広げられた熱戦の模様をお届けする。

団体型
最初に行なわれた団体型は、今回から小学生以下と中学生以上に分かれて争われ、小学生以下には8チーム、中学生以上には18チームが出場した。

小学生以下は千葉南C(藍野紫穏、小山瑠偉、木田大雅)と東京中野(神保昌吾、髙木寛人、山中琥太郎)が決勝に進出し、息の合った突きの型を披露した千葉南Cが4-1で優勝。記念すべき小学生以下の初代王者に輝いた。


 中学生以上は昨年準優勝の愛知山本(長嶺愛花、永井海音、小泉結菜)が順当にファイナルへ勝ち上がり、もう一方のブロックからは昨年の優勝チームからメンバーを1人変更しで臨んだ神奈川東横浜A(手島海咲、小林侑生、三橋龍貴)が決勝進出。最高難度の五十四歩を披露した神奈川東横浜Aが5-0で優勝を飾った。

個人型

 その後に行なわれた個人型は、7月に開催された第6回全世界ウエイト制大会の男子軽量級でチャンピオンに輝いた岡﨑陽孝が、型・男子19歳以上35歳未満でファイナルへ駒を進めた。決勝では観空を披露してノーシードから勝ち上がった川坂勇太を4-1で破り、昨年に続いて連覇をはたした。


 型・男子35歳以上は、決勝で佐野英雄を下した小島康司が2015年に続いて2度目の優勝を飾り、王座に返り咲いた。

 
 渡邉洋子と渡邉紗綾による母娘決勝戦が実現した型・女子19歳以上は、観空を披露した娘の紗綾が3-2で初優勝。

 
 型・高校生女子は、3連覇を狙った優勝候補筆頭の手島海咲が一回戦で敗れる波乱が起こった。決勝は手島を破った松井若菜と鈴木あかりによる愛知山本道場の同門対決となり、鈴木が3-2で勝利。型・高校生男子は、手島の弟の一翔を決勝で下した山中湧太が昨年に続いて連覇を飾った。
 その他、型・中学生女子で田中利奈が3連覇を飾り、型・小学3・4年生男子で古賀ジェレミーが、型・小学5・6年生女子で山中咲和が、型・中学生男子で中内功大がそれぞれ連覇をはたした。

全日本シニア空手道選手権
 午後から行なわれた組手の全日本シニア空手道選手権は、全17部門で優勝が争われた。


 男子35歳以上40歳未満軽量級は、2015年、2016年と連覇をはたしている藤本泰一が順当に勝ち上がり、決勝では勝卓也から前蹴りの技有り2つを奪い合わせ一本勝ち。3連覇を達成した。


 男子40歳以上45歳未満軽量級は、第6回全世界ウエイト制大会で女子中量級を制した南原朱里の父であり、龍士會の會長を務める南原英俊が快進撃を見せる。三回戦では、過去3度の優勝を誇る瀧本啓介を撃破。決勝でも矢嶋幸賢に突きと右の内股蹴りで優位に立ち、本戦で優勝を決めた。


 男子45歳以上50歳未満は、通算6度の優勝を誇る山下博司が初戦で敗れる波乱で幕を開ける中、もう一方のトップシードである前橋要宏は順当に勝ち上がり、決勝では阿部勝己から技有り勝利を収めて2015年に続いて2度目の優勝を飾った。
 男子45歳以上50歳未満重量級は、ディフェンディングチャンピオンであり、武心塾から参戦した今福博幸が決勝へ進出。青木康浩との接戦をものにし、延長3-2で連覇をはたした。


 男子55歳以上66歳未満重量級は、前澤一𠮷が吉野雅彦との東京城南川崎支部同門決勝を延長で制し、通算4度目の優勝を飾った。


 女子35歳以上45歳未満軽量級では、ドリーム5連覇中の谷口亜翠佳が順当に決勝へ進出。福井真弓に対して突きと下段で終始ペースを握り、5-0で6連覇を達成。女子45歳以上66歳未満では体格差を活かして岩本裕理を圧倒した森川セーラが4連覇をはたし、女子25歳以上35歳未満では滝呑典子が本間亜沙美から合わせ一本勝ちで連覇をはたした。
今年から階級別に分かれた新極真カラテ全国新人戦には526名がエントリー。夢の舞台で多くの熱戦が繰り広げられ、全53部門でチャンピオンが誕生した。

初日結果

カラテドリームフェスティバル2017全国大会は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施されています
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