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カラテドリームフェスティバル2017・最終日

2017.08.06
大会結果

8月5日~6日の2日間にわたり、カラテドリームフェスティバル2017全国大会が開催された。空手の大会としては世界最大級のスケールを誇る真夏の祭典に、今年は過去最多の2318名(団体型26団体)がエントリー。大会最終日となった8月6日は、幼年、小学生、中学生、高校生、学生と、各年代の組手の全日本空手道選手権が行なわれた。聖地・東京体育館を舞台に繰り広げられた熱戦の模様をお届けする。

全日本学生空手道選手権
学生男子軽量級

 学生男子軽量級は、大橋主税と西尾総悟が決勝に進出。スピードのある技の応酬となったが、本戦終盤に胸への突き連打からヒザでラッシュをかけた西尾が、判定4-0で優勝をはたした。

学生男子中量級

 学生男子中量級は、冨塚隆雄と晃哲會から参戦した下川哲槻が優勝を争った。突きを中心に攻撃を組み立てた下川が冨塚をコート際まで追い詰める場面も見られ、本戦5-0で完勝を収めた。

学生男子重量級

 学生男子重量級は、昨年の第48回全日本大会でベスト16まで勝ち上がった栗山宙が快進撃を見せる。初戦を中段突き2回による合わせ一本勝ちで突破すると、準決勝では昨年のドリーム学生男子中量級王者の稲葉海斗から中段突きで一本勝ち。和田欣大との決勝でもその勢いは止まらず、胸や腹への強烈な突きからヒザにつなぐコンビネーションが冴え、本戦5-0で圧巻の優勝を飾った。

全日本高校生空手道選手権
 高校生は男女ともに3学年合同で行なわれ、男子は5階級、女子は3階級で優勝が争われた。

高校生男子軽量級

 高校生男子軽量級は、2015年の中学2年生男子軽量級を制している竹下礼希と、昨年、一昨年と連覇をはたしている中田裕陽が決勝で激突。本戦0-0で迎えた延長戦は、終盤に左右の下段蹴りを連発した中田が竹下を振り切り、見事に3連覇を達成した。

高校生男子軽中量級

 高校生男子軽中量級は、昨年まで3連覇をはたし、優勝候補の筆頭だった瀧本一斗が準々決勝で敗れる波乱が起こる。決勝戦は、瀧本を破った山内慎太と大坪裕希による福岡支部の同門対決となった。延長に突入しても甲乙つけがたい打ち合いを演じた両者だったが、山内の押しによる注意1が判定に響いたか、5-0で大坪が勝利を収めた。

高校生男子中量級

 高校生男子中量級は、昨年の高校2年生男子中量級を制した山崎隆司と、同3位の木下武己が決勝に駒を進めた。本戦0-0で迎えた延長戦終盤、突きとヒザで畳みかけた山崎が木下を5-0で下し、連覇を達成した。

高校生男子軽重量級

 高校生男子軽重量級は、堀江俊明と髙橋辰弥が決勝で対決。本戦は下突きや下段蹴りでアグレッシブに攻撃を仕掛けた堀江に旗が上がるも、2本止まりで勝負は延長戦へ。両者互角の打ち合いを演じたが、終盤に髙橋が押しによる注意1。これが判定に響いたか、5-0で堀江が頂点に立った。

高校生男子重量級

 高校生男子重量級は、前人未到のドリーム8連覇を誇り、今大会の選手宣誓も務めた後迫龍輝に大きな注目が集まった。初戦を上段廻し蹴り、準決勝を胴廻し回転蹴りによる技有りで完勝を収めた後迫は、順当に決勝へ駒を進めた。反対のブロックからは、昨年準優勝の鈴木皓大や浦中鉄平を撃破する快進撃を見せた渡辺和志がファイナルへ進出。この試合で後迫は、思わぬ苦戦をしいられることとなる。本戦0-0で迎えた延長戦、一歩も引かずに突きで圧力をかける渡辺に手を焼き、また下段蹴りが渡辺の急所に入ってしまう不運も重なり注意1。絶体絶命かと思われた後迫だったが、突きとヒザで一心不乱に攻撃を仕掛けて4-1で勝利。9連覇を達成し、かねてから大目標に掲げるV10へ王手をかけた。

高校生女子軽量級

 高校生女子軽量級は、昨年、一昨年と連覇をはたし、V3を狙う土屋結莉が飛心会の和田靜里奈に準々決勝で敗れる波乱が起こった。決勝は和田と芦原会館の浜田友里子による他流派対決となり、本戦で差をつけた和田が優勝を飾った。

高校生女子中量級

 高校生女子中量級決勝戦は、過去に4度の優勝を誇る小嶋夏鈴と、昨年まで4連覇をはたしている杉本里帆のチャンピオン対決が実現。狙いすました上段横蹴り2発で合わせ一本勝ちを収めた小嶋が勝利を収め、2014年以来、3年ぶりに王座へ返り咲いた。

高校生女子重量級

 高校生女子重量級は、ともに前年度チャンピオンの篠原ななこと山田杏佳から技有り勝利を奪う快進撃を見せた極真会館手塚派の丹野珠伽が、ファイナルへ進出。決勝でも長嶺愛里から上段前蹴り2回で合わせ一本勝ちを収め、圧巻の優勝を飾った。

全日本小学生空手道選手権
全日本小学生空手道選手権から注目度の高いトーナメントを抜粋。
小学4年生男子中量級

 小学4年生男子中量級では、全5試合すべてで合わせ一本勝ちを収める圧倒的な内容で、古賀ジェレミーが4連覇を達成。

小学5年生女子重量級

 小学5年生女子重量級では、2013年から優勝を続ける村林千紘が小嶺心町を下し、5連覇をはたした。

小学6年生女子重量級

 小学6年生女子重量級に出場した鈴木未紘は、毎年決勝で対戦しているライバルの大坪桃香を破り、連覇を達成するとともに通算6度目の優勝を飾った。

全日本中学生空手道選手権
 中学生に目を移すと、男女2選手が昨年まで続いた連覇の記録を伸ばすことに成功した。

中学2年生女子軽量級

 中学2年生女子軽量級は、宇都宮美咲が決勝で網川来夢を下し3連覇を達成。

中学3年生男子重量級

 中学3年生男子重量級では、金森道場の金森悠成が早川羅偉を延長で破り、こちらも3連覇をはたしている。

また、昼の休憩時間にはよしもとクリエイティブ・エージェンシーからお笑いコンビの2700が来場。7月に行なわれた第6回全世界ウエイト制大会の日本人チャンピオン7名とトークを繰り広げるなど、会場はおおいに盛り上がった。

緑健児代表大会総評

・カラテドリームフェスティバル2017最終日結果PDF

カラテドリームフェスティバル2017全国大会は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施されています
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