大山総裁の墓前に誓う


先日、4月26日は大山総裁の18回目の命日でした。この日は朝から護国寺に出向き、大山総裁のお墓をお参り致しました。生前の大山総裁との思い出の数々、総裁の訃報を受けたときの驚きや悲しみなどを思い起こしながら墓標に手を合わせ、私たちWKOの今を報告して参りました。今、あらためて世界中のフルコンタクト空手界の父といえる大山総裁の偉業への畏敬、その空手を通じて得た健やかな日々とかけがえのない仲間たちへの感謝を新たに致します。

私たちはこの大山総裁の遺志を継いでさらなる発展を遂げ、次代の空手界を担う青少年が夢と希望を抱けるような組織作りに邁進していきましょう。

さて、先日はスペイン支部(ヘスス・タラン師範)にお招きをいただき、セミナーに参加して稽古を共にして参りました。やはり私たちは空手家、純白の道着を身にまとい、無心で突き蹴りを繰り出して気合いを発し合うことに至上の喜びを感じます。セミナーを主催されたタラン師範は常に稽古を怠らず、積極的に国際交流を行っております。空手家として、また国際人として、年齢を重ねるにつれてますます人間的な深みを増す御姿に心から敬意を表します。滞在期間中のおもてなしに感謝申し上げます。

次に、いよいよ空手ワールド杯2013の地区予選が本格化して参ります。日本地区では五月に開催される全日本ウエイト制大会から地区代表選抜を開始します。昨年の世界大会の余韻を残しながらも、選手の皆さんは新たな戦いに身を投じなければなりません。地区代表という栄誉を胸に、空手世界一を賭する熾烈な戦いに挑む幸福を掌中に収めることができるよう、日々日々、一瞬一瞬の稽古に精進して下さい。

私たちフルコンタクト空手に身を置く者の悲願といえる空手のオリンピック種目化に向けては確実な前進を遂げています。空手母国日本では、その夢への第一歩としてフルコンタクト界の団結に向けた動きを最優先に進めています。大山総裁のご逝去から18年、様々な主義主張の多様性から、極真空手界も種々に分派してしまいました。この過程で、たくさんのわだかまりや摩擦が生じたのは事実ですが、今こそそうした歴史を呑み込み、互いを尊重しあい、認め、許し合う時期が来ているのではないかと考えています。そうした相互理解と尊重の延長上に空手のオリンピック種目化が見えてくるような気がします。ただし、慌ててはいけません。ゆっくり、そして確実に前進していきましょう。

最後になりましたが、日本では7月28日、29日の2日間に「カラテドリームカップ2012国際大会」を開催します。毎年スケールアップしている本大会は、組織の国際化に比例した成長を遂げています。ぜひ海外からもたくさんのご参加をご期待申し上げます。
それでは今月も力を合わせて、前進して参りましょう。

押忍
新極真会代表 緑健児

kFgqXjeBzEhX1CrlJi3FidPdnmuJL0