大成功に終わった第6回全世界ウエイト制大会


大成功に終わった第6回全世界ウエイト制大会 この度、カザフスタンで開催された第6回全世界ウエイト制大会が無事大成功裏に終えられましたことを心から嬉しく感じますと同時に、主催国として非常にスムーズな運営、そして思い出深く温かいおもてなしをして下さったカザフスタン国代表のカイルタイ支部長を中心とした国内連盟役員の皆さまや国内支部長の皆さま、関係各位に心より感謝と尊敬の意を表します。大変長期に及ぶ準備は想像を超える困苦があったと思いますが、見事に成功裏に収めて頂きました。本当にご苦労様でした。

 加えて、今大会に出場した選手の皆さんも世界最強のフルコンタクト空手家を決める激闘を繰り広げて頂きました。素晴らしい戦いぶりでした。この決戦の日に向けて血の滲むような厳しい稽古を積み重ねてきた成果を遺憾なく発揮する姿は感動的でした。優勝された皆さん、本当におめでとうございます。この結果が皆さんの努力の成果であることは言うまでもありませんが、皆さんを支えてくれた方々、そしてこの素晴らしい舞台を用意して下さった主催者への感謝を忘れず、謙虚に次なる飛躍に向けて一層の精進を重ねて下さるよう期待します。勝って兜の緒を締めよ、という日本の諺が示すように、終わりなき武道修行を自身に課して、世界中の空手家の規範となって欲しいと願います。一方、惜しくも戦いに敗れた選手は、これまで積み重ねた努力に誇りをもち、敗因を徹底的に追求して次回の勝利の糧として下さい。

 世界大会に付随して寸暇を惜しんで催された会議では、支部長道場長の皆さんと有意義な対話が持てました。昨今のIT技術の進化により、世界は飛躍的に近く感じるようになり、通信は大変便利でリアルタイムな交信が可能になりました。しかしながら、組織は生き物。特に武道団体は志と魂の生き物です。皆さんと顔を合わせ、各々の息吹を感じながら意見を交わし合うことで、私たちが進むべき道筋を違わず見いだすことが出来るように感じます。私たちの組織が進む未来は、私たち自身の手で、声で、そして心で切り開いて行きましょう。何より、世界中の支部長道場長の皆さんのお顔を拝見すると本当に安心するのです。この安心感こそ新極真会の強さかも知れません。

 関連催事の中で、世界空手セミナーも大変感動的なものとなりました。緊迫感の連続であった大会を終え、アスタナから離れた大自然のなかで稽古に没頭する贅沢な時間を過ごすことが出来ました。指導に当たっていただいた師範方には感謝と労いの意を表します。有り難うございました。二泊三日、純白の道着に袖を通し、寝食を共にして稽古に汗を吹かせた。こうした夢のような時間や思い出の共有こそが私たち新極真会の絆をより強固なものにしていくのです。このセミナー期間中には特別昇段審査会を催し、多数の挑戦がありました。厳しい審査を経て昇段の栄誉に輝いた皆さんを心から祝福致します。この審査会に先んじて行なわれた審査委員会と理事会の承認を経て推薦昇段を果たした皆様にも同様の祝福をお送りします。おめでとうございました。

 皆さんの空手家としての不断の努力こそが私たち新極真会の礎であり、最強のフルコンタクト空手を世界的に普及させる原動力となります。皆様にもこれまでと変わらない厳しい修行による自律と克己を期待いたします。感動の世界ウエイト制大会からひと月が経ちますが、こうして振り返れば振り返るほど新極真会の充実と繁栄を実感致します。目を閉じて、大会期間中にお目にかかった全ての皆さんの笑顔を思い出すととても満ち足りた幸福感で一杯になります。本大会の成功にお力添えを賜った全ての皆さまに改めて感謝を申し上げます。ありがとうございました。
最後になりましたが、私たち新極真会は唯一無二の独自性と不動の存在感、スケール感を誇りに、強固な友情の絆で結ばれた最強最大の武道団体を目指してこれからも前進してまいりましょう。
押忍。

新極真会代表 緑健児