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次なる目標は加盟123カ国

2019.06.15
新極真会ニュース

東京は春と夏に挟まれた雨の季節、梅雨です。ジメジメとした湿気の多い時期ですが、見事に咲き誇る紫陽花の鮮やかな色合いが気持ちを晴れやかにしてくれます。夏が待ち遠しい、そんな気持ちです。


さて、今回は新極真会に加盟する国と地域がついに目標の100カ国を突破して101カ国に到達した喜びを皆さまと共有し、フィンランド、そしてエクアドルの新しい同志に心からの歓迎の気持ちをお届け致します。これから、手を携えて強い絆を感じながら私たちの新極真会を、私たちの手で盛り上げていきましょう。この目標達成に至る道のりにおいて、一カ国一カ国、仲間の輪を広げてくださった関係各位のご努力に感謝を申し上げます。新極真会の世界的な広がりを示すバロメーターになる加盟国数はここで踏みとどまることなく、次なる目標に大山総裁在命時の数値である123を掲げ、一致団結して一層の普及と振興に努めていきたいと思います。引き続きのご協力をよろしくお願い致します。

次に、いよいよ新極真会の四年に一度の最大行事である第12回世界大会が迫ってまいりました。日本では、5月18-19日に大阪で開催されました第5回全日本フルコンタクト空手道選手権大会を選抜試合として、代表選手団が確定されました。この他、世界各地から選抜の報を受けています。こうした各地での選抜において、大会や会議を開催してくださる関係者のご尽力に敬意を表します。今月末の出場申し込みの締め切りを経て、来月にはフルコンタクト、体重無差別の最高峰の世界選手権に挑む顔ぶれが揃います。このことに強い興奮を覚えると同時にそうした選手に最高の舞台を用意するという責任も感じます。最高の舞台とは、超満員のご来場者と割れんばかりの歓声に尽きます。皆さま、どうかひとりでも多く、世界中から会場に足を運んで、選手の頑張りを応援してくださいますよう心からお願い申し上げます。
選手の皆さんには、この栄光の晴れ舞台で最高の自分自身を表現できるよう、一日一日、一瞬一瞬の稽古を積み重ねて欲しい。そして皆さん自身を支えてくださる全ての方々の想いを背負って東京に集っていただきたいと思います。決戦までの頑張りに期待しています。

世界のフルコンタクト空手界は、2020年5月に開催される全世界フルコンタクト空手道選手権に向けて、その地区選抜戦が本格始動してまいりました。ヨーロッパでもフルコンタクト各派が協力してキャンプを開催し、さらには地区選抜戦のアウトラインを固めたとの報告を受けています。国際的な実技連盟が多数存在するヨーロッパにて、フルコンタクト空手競技のもとに柔かく協調していくことを心から期待しています。こうした動きの幹事役を引き受けてくださる方々には大変なご苦労をおかけします。さまざまな事がらを譲り合いながら、前に進めるという、なかなか難しい作業ですが、その作業に取り組む根気強い姿勢に心動かされ、同調してくださることを信じて、大切な調和を実現していきましょう。フルコンタクト空手界にとって、2020年を大いなる存在証明の年にしていきましょう。

こうしたフルコンタクト競技の統一化の流れの一方で、私たちが新極真会という組織のもとで仲間の絆を強固にする必要を再確認していきましょう。大山総裁がご逝去されたのち、そのご遺志をついで、正統な活動をしていることに自負を持つ。私たちは、正しく、真っ直ぐに前を見て突き進む誇り高き仲間の集団です。2020年の全世界フルコンタクト選手権大会では、そうした側面も強く意識して、世界の新極真会が一丸となって戦いに挑んでまいりましょう。

最後になりましたが、1980年代の極真勃興期を支えてこられた高弟の先生方の訃報が届く機会が増えたように感じます。心から哀悼の意を表してご冥福を祈念致しますとともに、先輩方が長年に渡って築いてこられた極真の伝統を継承し、それを進化させていくことをお誓い申し上げ、そのご恩に報いていきたいと思います。押忍
新極真会代表 緑健児


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