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着々と進む世界大会の準備

2019.09.02
新極真会ニュース

いよいよ8月も終わり、東京では雨が降るたびに少しずつ気温が下がってきました。多少の残暑はありますが、静かに夏の終わりを感じます。
夏は世界各地でキャンプが開催されました。皆さんが溌剌と稽古に取り組み、寝食を共にして仲間との友情を深め合う姿を写真や動画で報告していただきとてもうれしいです。日本からもたくさんの指導者が各地からお招きにあずかり本当にありがとうございます。各々の滞在中のおもてなしに心から感謝を申し上げます。キャンプでは稽古に汗を流して体を鍛え、武道の心技を磨かれたことと思います。稽古を通じて芽生える仲間との友情に新しい自分自身を発見し、年齢に関わらず自分自身を進化させて無限の可能性を追求して欲しいと思います。皆さんには、こうした追求の姿勢を生涯持ち続けていただき、人生をより豊かなものしていきましょう。
さて、日本では、8月3・4日、東京で毎年恒例のカラテドリームフェスティバルを開催しました。幼年からシニアまで2528名が型と組手の各競技にチャレンジしました。私は、会場全体、アリーナに整然と配置された12の試合場が見渡せる2階席から選手の皆さんの頑張りを見守りました。稽古の成果を試し合う選手たちや応援するご家族。道場の先生や仲間。大会を支える道場生スタッフに審判する師範や先生。日ごろ道場に集う仲間たちが一堂に会して、この大会に向けた努力や思いを爆発させる姿。泣き、笑い。悔しさや達成感。様々な表情や背中を拝見していつも感動しています。大会の終わりには入賞者にトロフィーをお渡ししますが、参加者全員への労いの気持ちと敬意も込めて、各階級の覇者たちの栄光を讃えています。世界中のどの大会もそうですが、試合の勝ち負けはあれど、選手が積み重ねた努力は尊く、困難を乗り越えて辿り着いた境地や仲間の励ましは人生の宝です。皆さんは、人生の勝利者となって豊かな未来を目指してまいりましょう。ドリームフェスティバルは来年、国際大会として開催します。世界中の稽古生に是非参加していただきたい大会です。皆さんの参加を期待しています。

今年のドリームフェスティバルには、東京都調布市にある「武蔵野の森総合スポーツプラザ」を初めて利用しました。こちらは11月に開催される第12回世界大会の会場でもあります。非常に新しく、施設も充実した近代的な体育施設で、大会を実行しながらも、世界大会を見据えた運営面の検証を済ませました。私たちの4年に一度の世界最高峰の戦いに向けた準備は着々と進んでいます。皆さん一人でも多くの方にご来場していただきたいと思います。その世界大会はトーナメントが発表されました。頂点までは厳しい勝ち上がりの道のりだと思います。出場する選手の皆さんは決戦の日まで、一日一日一瞬一瞬を大切にして自分自身を厳しい稽古に追い込んでいってください。
9月はフルコンタクト連盟のアジア選手権に出席してまいります。こちらは、来年5月に大阪で開催する第1回世界フルコンタクト大会のアジア地区予選です。アジア地区理事のJB・スジョト師範や主催のキン・ミン・チャン支部長を中心とする地区内の関係者の皆さんのがんばりに期待しています。

最後になりますが、皆さんにご支援していただいている鈴木国博支部長は、順調に治療を重ねて快復しています。先に触れたドリームフェスティバルに力ある姿を見せてくれました。まだまだ、静養と治療の継続が必要ですが自力で戦いの場に姿を見せ、完全復活に向けたさらなる力を得られたのではないかと感じています。不屈の精神で、世界大会に元気な姿を見せてくれると信じています。皆さまからの応援をよろしくお願いします。押忍

新極真会
代表
緑健児


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