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鈴木国博師範、大詰めの治療に臨む

2019.06.07
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 闘病中の鈴木国博支部長が新たな治療に入った。
 3月からおこなっていた寛解(かんかい)導入療法が予想以上の効果をもたらし、その後予定されていた治療を必要としない段階まで回復。白血病の病状を測る5つの数値のうち4つが正常値に戻り、残るひとつも正常値に近いところで安定したため、予定より60日早く退院した。
 5月20日から寛解状態から完治を目指して新たな病院に入院し治療を開始した。

 この入院では臍帯血(さいたいけつ)治療を行う。そのために一度白血球を完全になくす必要がある。順調に治療が進んでいるとは言え、予断を許さない状況は続いている。この臍帯血治療の準備期間において、故廣重毅師範から教わった呼吸法が役に立ったという。
「今寝るときは舌が荒れないようにマウスピースをしなければなりませんが、唾液が止まらず息が苦しくなるのですが、その時に廣重師範から教わった舌を下に押し込むようにする呼吸で楽になりました。」
 本格的な治療に入る前に入院中の鈴木支部長を訪問し、全国から集まったお見舞金をお渡しした。
「みなさんのご支援と応援に応えるためにも早く病気が治るようにがんばります」
 と感謝の気持ちと全快への決意を述べた。
 
また、先日の第5回JFKO全日本大会の話が及ぶと動画で大会を観戦していた鈴木師範は試合の感想を語った。
「軽量級は河瀬選手が決勝まで行ってもう少しですね。動きは良かったと思います。中量級は後迫選手が福地選手に勝ったことで流れに乗って抜け出た気がします。この流れを今後も生かしてほしいです。軽重量級はやはり前田選手が抜けていましたが、江口選手の成長も際立っていました。これまではここでなぜ止まってしまうのかなという場面がありましたが、今回は迷いなく躊躇せずに攻めていてひと回り成長したように見えました。重量級で優勝できなかったのは正直悔しいです。山口選手は股関節の捉えもよく、いい動きをしていました。負けた選手はこの現実を受け止めて、次への励みにしてもらいたい。世界大会でみんなが活躍することを信じています。」


今回の大会の少年演武では鈴木未絋選手、鈴木成実選手が模範組手が組手演武で登場。
「動画で見させていただきました。こういう機会を作っていただきありがとうございました。ふたりも喜んでいました。こういう機会を作っていただき感謝しています」
 6月7日からはいよいよ本格的な臍帯血治療に入る。白血病克服のために大詰めの戦いに挑む鈴木師範にご支援をお願いいたします。

 


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