戦績
第12 回全世界大会 |
優勝 |
第6 回全世界ウエイト制大会 |
中量級優勝
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第49 回全日本大会 |
優勝 |
第1 回JFKO 国際大会 |
優勝 |
第2 回JFKO 全日本大会 |
中量級優勝 |
選手紹介
旧姓南原朱里。幼少期から父と二人三脚で稽古に励み、小学生時代に出場した大会では男子を相手にほぼ毎回優勝を飾っていた逸材。第10 回全世界大会で優勝をはたした将口恵美にあこがれ、中学3 年生から新極真会福岡支部へ移籍した。
翌年のカラテドリームフェスティバルを制していきなり同世代の頂点に立つと、一般部デビューとなった第1 回JFKO 全日本大会中量級で準優勝、翌年の第2 回大会では優勝を飾り、第11 回全世界大会の日本代表に選抜された。出場全選手中最年少の16 歳ながら、並み居る強豪外国人選手を連破して快進撃を続け、ファイナルへ進出。惜しくもチェンゲ・ジェペシに敗れ準優勝に終わったが、一躍時の人となった。
第6 回全世界ウエイト制大会を制して中量級の世界チャンピオンに輝くと、将口引退後に行なわれた第49 回全日本大会でも優勝をはたし、日本女子エースのバトンを引き継いだ。
4 年前のリベンジを誓って臨んだ第12 回全世界大会では、三回戦の試合中に右ふくらはぎが肉離れを起こす絶体絶命のピンチに陥ったが、精神力の強さと周囲のサポートで息を吹き返して勝ち上がり、決勝戦ではインガ・ミクスタイテを一方的な内容で退けて悲願の世界チャンピオンに輝いた。女子では史上2 人目となる主要4大大会のグランドスラムも達成した新世界女王は、「強い気持ちを持ち続けて稽古をがんばれば、夢は叶うんだなと思いました」と晴れやかな笑顔を見せた。