戦績
第56回全日本大会 |
優勝 |
第53回全日本大会 |
準優勝 |
第52回全日本大会 |
第6位 |
第1回アジアフルコンタクト空手道選手権大会 |
軽重量級優勝 |
第9回JFKO全日本大会 |
重量級準優勝 |
第7・8回JFKO全日本大会 |
軽重量級優勝 |
選手紹介
第13回全世界空手道選手権大会への意気込み
――世界大会が迫ってきましたが、調整具合はいかがですか。
「JFKO全日本大会の前から継続していることですが、今は上段ヒザ蹴りを食らっても倒れないように首をすごく鍛えています」
――JFKO全日本大会で連覇を達成されましたが、まだ上段系の技の対策は必要だと感じましたか。
「自分はどうしても同じ場所に立つクセがあるので、大会を通してステップだったり、そういう足運びがまだ足りないと感じました」
――JFKOでの髙橋佑汰戦が、理想のイメージに近い感じでしょうか。
「イメージはヒットアンドアウェーです。もちろんガンガンいくところはいくんですが、やりすぎるとカウンターをもらったり延長でバテてしまいますので、最後の30秒はいつも通りですけど上段系の技に注意しながら、延長戦に入るまでに心拍を戻せるようにと考えていました」
――全日本大会で得たものも多かったようですね。
「前までは攻撃100のイメージでしたが、そこは少し考えて組手ができるようになったと思います。代表合宿の組手稽古では相手に動かれるとやりづらさを感じましたので、自分も逆にそれをできるように世界大会までに調整していきたいです」
――課題を明確に持って稽古に取り組まれていることが伝わってきます。
「世界ウエイト制大会で感じたことですが、外国人選手は身体能力の化け物が多かったです。3分、2分、2分をやった次の試合でも普通に動いていたので、スタミナ勝負というよりも点で効かせる、点と点をつなぐことを意識しています」
――スタミナで押し切るのではなく、技を効かせることがテーマだと。
「『ここで場外に押し出すぞ』と思った時の圧力のかけ方は自分にしかないものだと思いました。そこでは勝てるという確信を持てたので、攻める時は攻撃100でいきます」
――マークする選手はいますか。
「今回はジュラス・ソコロヴァス選手が出場しませんが、もし出場していたら世界ウエイト制大会の忘れ物は同じ世界の大会で取り戻したいと思っていました。ただ自分の中で一回負けた選手には絶対に勝つという強い思いがあるので、それはいつか達成したいと思います。もちろん10月の世界大会も強い選手ばかりですので、誰と対戦することになっても気は抜きません」
――男子はまだ王座が流出したことがありません。
「自分たちが選ばれし選手ですので、責任を持って日本を背負いたいと思います。先輩方ががんばって王座を死守してきたものを自分たちの代で途切れさせるわけにはいきません。絶対に日本が王座死守をはたせるように、世界大会までの一瞬一瞬、1秒1秒を大切にして死ぬ気で稽古をがんばりたいと思います」