選手データ

9月に向けて自分の組手スタイルを見つめ直しました。JFKO 全日本大会の一番の敗因は気持ちの弱さだと思うので、大会に向けてしっかりと覚悟を持つということを意識しています。
カザフスタンの時は18歳で、とくに背負うものもなく若さで暴れてやるくらいの気持ちでした。もちろん優勝するという気持ちで臨みましたが、本当の意味で優勝を目指せていたのかと言うと違ったと思います。でも今回は覚悟がまったく違います。前回大会の経験を活かして2019年にはアジア大会で優勝することができましたし、過去に経験があるのは強みです。アンドレイ・ズィンチェンコ選手と同じブロックですが、トーナメント表を見て逆に燃えました。圧力が強くて重たい突きを打ち込んでくる印象がありますが、自分の組手をやれば、まったく問題ないと思っています。
今大会でポイントになるのは覚悟です。たとえ自分が不利な状況に陥ってもブレずに、自分のやるべきことをやり切れば優勝できると思っているので、そこが一番のポイントだと思います。
10月に入社が決まっていることもあり今回にすべてをかけているので、骨が折れようが何をしようが絶対に優勝します。