戦績
第1回WFKO世界大会 |
男子中量級優勝 |
第13回全世界空手道選手権大会 |
第4位 |
2022 IFK世界大会-85kg |
優勝 |
KWF世界大会2021 -75kg |
優勝 |
カザフスタン大会2020 -75kg |
優勝 |
選手紹介
身長187cmの長身を活かし、死角から鋭く刺さる上段の膝蹴りを得意とするスタイルが大きな武器となっている。
国内外で安定した実績を積み、2021年のKWF世界大会&2022年IFK世界大会でともに優勝を果たした実力派である。特に、2023年に東京で行われた第13回全世界空手道選手権大会では4位に入り、世界の強豪との激戦の中でも存在感を示し、成長が著しい選手として注目を集めた。
彼のファイトスタイルは、長いリーチを活かしつつ、被弾の少ない間合いで試合を組み立てる「間合いの支配者」ともいえるもの。防御とカウンターの切り返し、そして相手の死角から繰り出す上段膝蹴りの一撃で一気に試合を優位に進める。攻防に無駄がなく、フィジカルの強さと技術の緻密さを高度に融合させているのが特徴だ。
そして2025年、記念すべき第1回WFKO世界フルコンタクト空手選手権大会の–80kg中量級において、アントンは国内外の強敵を次々と倒し、見事優勝。世界タイトルを手に入れた。
来る第14回世界大会では、優勝候補の一角を担い、日本代表の最大のライバルになるだろう。
――今大会の感想からお願いします。
「非常に強力なトーナメントでした。大会の雰囲気もすごくよかったです。すべてが最高レベルでした」
――どんな気持ちで大会に臨みましたか。
「たくさん準備をしてきたので、勝利をすることしか頭にありませんでした」
――世界大会を優勝という最高の結果で終えました。
「言葉では言い表わせない感情があります。まだ優勝の実感は湧いていませんが、このような結果で終わることができ、最高の気分です」
――最後に今後の目標をお願いします。
「これからも多くの大会が控えているので、そのすべてに参加し、勝利を目指します。すべての大会で優勝できるように、これからも稽古を積んでいきたいです」