昨日より大阪府立体育会館にて開催しました、第26回全日本ウエイト制空手道選手権大会が皆さまのご協力のもと終了することができましたことを心から御礼申し上げます。
本大会では、新型インフルエンザの感染拡大を抑止するために私たちで出来る限りの措置を講じましたが、感染拡大の可能性は否定できるものでありません。ご来場いただきました全ての皆さまにおかれましては、今後のご体調管理には十分お気をつけいただき、万一咳や発熱などのご心配な症状が生じた場合には、厚生労働省発熱相談センター(電話 03-3501-9031)までご相談下さいますようお願いします。
当会では、選手の皆さまが年に一度の本大会に向けて積み重ねてきた過酷な稽古や、厳しい予選をクリアして出場権を手にした過程を熟慮した結果、最大限の感染抑止策を講じた上で、本大会を中止することなく予定通りに開催することと致しました。延期という選択肢も検討しましたが、本年は四年に一度の空手ワールドカップ・ロシア大会の開催があるために延期を断念した次第です。
今回、残念ながら欠場を余儀なくされた選手の皆さまには、せっかくの試合機会を喪失させてしまいましたことを誠に申し訳なく存じますと同時に当会の方針にご理解とご協力をいただきましたことに心から感謝いたします。同じく中止となった少年演武に向けてご準備頂いていました会員や保護者の皆さまにも大変なご迷惑をおかけしました。どうか来年、この大阪で精一杯素晴らしい大会を開催することで何卒ご理解とご協力を賜れれば幸いです。
今回、このような厳しい環境の中にもかかわらず、あたたかいご声援をくださいましたファンの皆さま、また本大会を支えて下さいました関係各所の皆さまには、ご来場いただきましたこと、そして新型インフルエンザの感染抑止へのご協力いただきましたことに深く感謝申し上げます。ご来場に際しまして様々なご不便をおかけしましたことを心からお詫びいたします。
最後になりましたが、本大会開催の趣旨をご理解いただき、精一杯戦って下さいました選手の皆さん本当にありがとうございました。皆さまが死力を尽くして精一杯戦う姿に今大会を開催した意義を再認識することができました。
今後も当会一丸となってより良い組織づくりを目指して精励努力してまいりますので何とぞご指導とご鞭撻をお願い申し上げます。
平成21年5月24日
NPO法人全世界空手道連盟新極真会
代表 緑健児