MENUCLOSE
OSU-NET お問い合わせ
ニュース
代表メッセージ
ホーム > ニュース > ニュース > 代表メッセージ > スイスで感じた世界の熱意

スイスで感じた世界の熱意

2011.07.01
代表メッセージ

いつも新極真会の発展に心からのご協力を賜りまして誠に有り難うございます。

 真夏のシーズンに突入して参りました。今春の東日本大震災から四カ月が経過しようとしていますが、被災地ではまだ多くの方が避難所で生活をされており、原発問題の処理も引き続き長期化しています。

 深刻なのは、気温の上昇に伴う使用電力の高騰、それによる供給ダウンの懸念です。この点も、国民全員が少しずつ辛抱をしていくことで解決できるものと考えています。正に「押忍」の精神ですね。

 この震災に際して、世界中の支部から心温まる応援や義援金をたくさんいただきました。後述しますスイス・オープンでは、子どもたちがお小遣いを出し合って、日本への義援金を寄せてくれました。言葉になりません。世界はひとつ、心はひとつ。日本が立ちあがることが皆さんへの恩返しだと思います。絶対にがんばります。

 いよいよ、第10回世界大会の準備がピークを迎えます。6月末日をもって出場申込書が締め切られ、本部にも世界各地から続々と書類やメールが寄せられました。今後、7月中旬には日本でトーナメント編成会議を行い、下旬に世界中にむけて発表を行う予定ですのでぜひご注目下さい。いつも申し上げるように、私たち新極真会の世界大会こそが世界最強最大の大会であると自負しています。その大会で優勝するには、世界で最強の稽古をしなければなりません。日々絶えることなく、寸暇なく。世界一の喜びを手にするには世界一の苦しみを実践しなければなりません。今は出場する全選手にその栄誉を勝ち取る可能性がありますので、全力で稽古に臨んで下さい。

さて、先日は第9回スイス・オープンにお招きいただきました。欧州諸国をはじめとして、ロシアの参加も見られ、日本からも10代の育成選手を参加させました。大会は世界大会を目前に控えた強豪選手が多く出場しており、たいへん競技レベルの高い充実したものとなり、主催者であるスイス支部のピーター・スタイマン支部長のバイタリティ溢れる行動によって、大成功裡に終了することができました。こうした支部長の熱意こそが、周囲の心を動かし、自発的な協力の輪を生み出して、世界中に武道空手を推進してくれています。あらためて世界中の支部長責任者の不断の活動に心から敬意を表します。

 またスイス滞在中には欧州地区委員長のクン・シャレンベルグ師範をはじめ、たくさんの支部長方と有意義な会談を持つことが出来ました。皆さんと顔を合わせて、色んなお話を聞かせていただき、本当に有り難うございました。ロマス支部長とも会話しましたが、第5回ワールドカップ・リトアニア大会の準備も着々と進んでいるようです。素晴らしい大会を期待しています。

新極真会 
代表 緑健児


新極真会について 新極真会で心極める
新極真会への入会者募集中 入会希望者の方へ