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塚本選手の言葉に見る武道の神髄

2010.12.08
代表メッセージ

平素は新極真会の発展にご尽力賜り心から感謝を申し上げます。
「最強最大の武道団体づくり」と「加盟国100カ国化」を目標に掲げて皆さまと手を取り、ともに歩んできた2010年も余すところあと一カ月となりました。皆さまにおかれましては、この一年が輝かしく、そして実りの多い一年であったことと存じます。

 来る2011年。私たち、新極真会は四年に一度の勝負の年を迎えます。第10回世界大会の足音が日に日に大きくなって私たちに迫って参りました。先月はロシア地区代表選抜戦について触れました。先月末、日本地区でも第一次選抜戦となる第42回全日本大会を華々しく開催しました。この大会では、栄えある日本代表の切符を巡って激闘が繰り広げられ、見事に塚本徳臣選手が優勝を飾りました。W杯ロシア大会以降、全日本2連覇となる塚本選手の戦いぶりは、見るものに心技体の充実を感じさせる練達のものでありました。「この一年、誰よりもたくさん稽古をしました」。これは優勝後の塚本選手の言葉ですが、このなかに武道の神髄が秘められているように考えます。絶対に勝負をあきらめない強い気持ち、自分を極限まで追い込んだ稽古を一日一日、一瞬一瞬積み上げる姿勢こそが武道空手家に求められるものであり、最強の武道団体の根幹を支える気概と言えます。1996年の第6回世界大会以降、世界の第一線で戦い続ける塚本選手の精神性を是非皆さんにも見習って欲しいと思います。

さて、先日南米大会を視察致しました。南米では特にブラジルの躍進が目覚ましく、男女ともハイレベルな技術力を披露してくれました。また南米各国の競技レベルも全体的に底上げされており、欧州やロシア、そして中央アジアを脅かす列強地区になる日がそう遠くないように思えました。今後、世界各地でも選抜戦が目まぐるしく展開されていくことと存じますが、選手の皆さんは空手世界一を賭けた戦いに挑む栄誉を勝ち取ってくれるように期待致します。

最後になりましたが、今年一年の皆さんのご協力に心から感謝申し上げます。皆さま、どうか心身ともに健やかにお過ごし下さい。来る2011年が皆さまにとりまして素晴らしい年で有ることを祈念いたします。

押忍
新極真会 代表 緑健児


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