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第10回世界大会まであと1年

2010.09.10
代表メッセージ

平素は新極真会の発展にご尽力を賜りまして誠に有り難く心から御礼申し上げます。
今年の夏は例年に比べて暑さが非常に厳しく、地球環境が確実に変化していることを実感した次第です。

日本ではカラテドリームカップ2010を大成功裡に終了致しました。今年は組手と型の全53階級に1361名の選手が集結してそれぞれの夢を追いかけました。特に海外7カ国から約100名の選手をお迎えできたことを深く感謝申し上げます。現在、世界トップクラスの強豪であるドナタス選手やデニス選手が生徒を引率して本大会に参加する姿にも非常に感銘を受けました。生徒のために声を枯らして応援し、勇気づける彼らの背中に新極真会の明るい未来を感じました。

第10回世界大会もあと一年後に迫ってまいりました。準備も本格的にスタートです。この10回という大きな節目、極真空手の創始から今日までの長い歴史を振り返りまして、今一度全ての皆さまの心からの協力に深い感謝を申し上げたいと思います。

特に、今大会は大山総裁がご逝去されてから5回目を数えます。非常に困難な道のりでありましたが、いつも私たちの周りには心強い世界の同志がいました。どんな苦しみや痛みも、どんな喜びや幸せも、いつも私たちが信じ合う同志と分かち合ってきました。私たちはこうして、一瞬一瞬の想いを積み重ねながら歴史を刻んできたのです。地域自治と民主合議を柱とする私たちの新極真会は「ゆっくり、だが確実に」を信じて今日に至りました。いつも申し上げますが、民主合議の実践には非常に時間と根気が必要です。なぜなら、民主合議は生き物ですから。常に支部長方や生徒の皆さんが発する声に耳を傾け、臨機応変に解決を図り、理想の道を追求していくことが重要です。

最近、私たちはカナダやポーランドで多くの新しい仲間を迎え入れることができました。これも、この件に関わる全ての皆さんの声に耳を傾けながら、理想の結論を導き出すことによってなし得たものです。こうした日々の積み重ねこそが、私たちの強い友情をもたらしているのです。

このように歴史を振り返れば、自然に込み上げてくるものは感謝以外にありません。同志を大切にする新極真会、私はこの一員であることを幸せに感じるとともに誇りに思います。来年に迫った第10回世界大会で、この大切な同志にお会いできることを楽しみにしています。主催国として、皆さまに心地よく過ごしていただけるような素晴らしい大会になるように、精一杯心をこめて準備してまいります。

最後になりましたが、世界最強最大の組織づくりを目指すためにも支部長責任者の皆さんの協力が不可欠ですが、何より大切なものは皆さまが健康であることです。どうかお身体を大切にしていただき、素晴らしい空手という共通言語を通して、生涯の空手道を共に歩んで参りましょう。
押忍

新極真会代表 緑健児


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