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福岡支部 㠶足俊一朗 初段昇段レポート(2012年6月10日)

2013.08.16
昇段レポート

憧れの黒帯と緑師範との約束

この度は昇段審査の機会と昇段のお許しを頂きありがとうございました。

自分が極真空手と出会ったのは、2001年5月、職場の先輩の紹介で道場に見学に行ったのがきっかけでした。
その後、体験入門を行ない6月に福岡県支部北九州本部道場に入門しました。

自分は小さいころから体を動かすことが大好きで就職してからも何か運動をやろうと思っていました。
北九州本部道場に入門して2回目の稽古が緑師範の師範稽古でした。

初めて緑師範にお会いする印象は、すごいオーラに圧倒され怖い印象でした。先輩方や道場生も緊張しており、私も稽古中はいつもと違う緊張感でアッという間に時間が経過し稽古が終了しました。

稽古終了後に緑師範を囲んで、茶話会がありました。
そこで空手の抱負を一人一人発表する機会がありました。

自分は「極真空手を始めたからには必ず黒帯を取ります」と抱負を述べました。
緑師範からも「黒帯は厳しい道のりだけど取れるように頑張ってください」とお言葉をいただき、週6日は道場に通うほど空手にのめり込んでいきました。

茶帯まではスムーズに昇級をしていったのですが、仕事が忙しくなったことを理由に道場に通う回数が少なくなっていきました。
自分自身もこのままではいけないという気持ちはありながらも、自分の心の弱さに負けてこのような状態が続きました。

そんな時に、白帯のときから私を指導してくださった吉田富和先輩が、新極真空手の道場開設で沖縄に発つ事になり、自分自身に問いかけ「このままではいけない、緑師範に前で自分が言った約束も果たせていないじゃないか!」と思い、自分の弱い心を入れ替え道場に週2~3回は通うようにしていきました。

昨年6月に緑師範より昇段審査受審のお許しを頂き12月に昇段審査を受審しました。
しかし、自分の心の甘えが出てしまい、型を何度も間違え昇段審査を途中で終了するという失態を犯してしまいました。

自分のために遅くまで型や基本稽古を教えていただいた、武内兼吾指導員、亀山真指導員、山野翔平指導員、渡辺大士指導員、応援に来て下さった道場生や父兄の皆様に多大なご迷惑をかけてしまいました。

また、緑師範から受審を許して下さった気持ちを裏切ってしまいました。
「自分自身何をやっているんだ!」という気持ちでいっぱいで自分が憎らしくなりました。

緑師範より6ヵ月の猶予を頂き、気持ちを入れ替え、基本稽古・型・移動稽古・体力を初心に帰り一から指導員の皆さんに指導していただきました。

また、北九州本部内弟子朝練にも参加させていただき、自分の甘えた気持ちを払拭するように頑張ってきました。
今年6月の2回目の昇段審査では、初回の昇段審査の時のような心の弱さもなく、今まで精一杯やってきたという自信があり、いつもの自分を見せるだけと気持ちも吹っ切れていました。

その結果、無事に基本稽古・型・体力も終了し、最後の10人組手も何度も自分の心に負けてしまいそうになりましたが、指導員、道場生、父兄の皆様の応援と心の支えにより何とかやり遂げることができ、緑師範より昇段のお許しを頂きました。

緑師範より昇段のお許しの言葉をいただいたときは、11年間新極真空手をやっていてよかった、11年前の緑師範との約束が果たせたことに、心の底から喜びと感動がこみあげてきました。

これからは、新極真会の黒帯として恥じないよう、道場生の模範となりこれからも空手の修行に精進していく所存です。

今回、昇段をお許しいただいた緑師範、基本稽古・移動稽古・型など細かなところまで朝練の合間の貴重な時間や稽古終了後に夜遅くまで残って丁寧に指導してくださった、武内兼吾指導員、亀山真指導員、山野翔平指導員、渡辺大士指導員、道場生の小野貴洋君、純貴、芦刈、昂佑、越智さん、応援してくださった道場生や父兄の皆さん、本当にありがとうございました。押忍

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支部長/責任者:緑健児
連絡先住所:福岡県福岡市中央区薬院1-10-5 Shin-Yakuin105 2F
電話番号: 092-739-9922
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