1986年、私はこの年に初めて極真の門を叩きました。
入門したのは東京都下城西支部、強い先輩が大勢所属されていました。
入門後、数回の稽古を経て初めて組手を経験したときは、先輩方のパワーとスピードに圧倒されたのをよく覚えています。
まさに極真を体感した瞬間でした。
特に黒帯の先輩との組手では、自分がどんな技を出そうが全く動じることがなく、逆に攻撃を受けたときは瞬時に技を決められていました。
これが極真の黒帯のイメージであり、ここに到達するには、非常に高い壁を乗り越える覚悟が必要と実感しました。
城西支部で約2年の経験を積んだ後、社会人となり転勤もあったことから、空手からは遠ざかった日々を送っておりました。
2010年、自宅近くに小井師範の道場がオープンされました。
忘れかけていた極真への情熱が沸々と蘇り、二十数年振りに道着を着て体験入門をさせて頂きました。
初めてお会いした小井師範は気さくに話してくださり、私は即、入門を決意致しました。
入門数ヵ月後に交流試合出場のお勧めを頂き、その後、ドリームカップ、長野県大会等、いくつかの試合を経験させて頂きました。
その中で感じたのは仲間の大切さです。
空手は個人競技であり個人で強さを追及するものと思っておりました。
しかしながら、日々の稽古や審査、試合等で自分が実力を発揮できるのは、師範や仲間の激励があってこそのものであると、小井道場に入門させて頂いてから感じております。
自分の昇段審査にも大変多くの仲間が応援に来てくれました。
本当に頭の下がる思いです。
今回無事昇段出来ましたのも、小井師範、谷口先生のご指導と多くの仲間の激励のおかげと思っております。
今後、極真の黒帯として奢ることなく、日々仲間とともに精進していく所存です。押忍
東京ベイ港支部
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