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三重中央支部  近澤政門 初段昇段レポート(2013年4月28日)

2014.01.14
昇段レポート

昇段審査を終えて

この度は昇段審査の機会を与えていただき、また昇段のお許しをいただきありがとうございます。

私は以前他流派で空手をしていました。中学2年の時にいじめられたのが原因で家の近くにある他流派の道場に入門しました。

当時、身長は180cmあったのですが、体重は60kgしかなく気も弱かったです。その頃は、組手に対する恐怖心から空手の稽古が嫌いで空手を辞めたいと毎日のように思っていました。
しかし、空手を辞めたいと思う反面、辞めたら強くなれないと思いもあり嫌々稽古に行っていました。しばらくは嫌々稽古に行っていたのですが、高校に入学する少し前テレビでK-1の試合を見ました。100kgを超える外国人たちが戦っている姿を見てとても刺激を受けました。そこで、強くなるためには体型を変えなければいけないと思いウエイトトレーニングを自己流で始めました。すると、少しずつではありますが、組手に対する恐怖心も薄れていきました。

高校二年生の時、テレビをつけると新極真会の全日本ウエイト制大会が放送されていました。自分の所属している流派以外は全く知らなかった私は、新極真会にはこんなに強い選手たちがいるのかと驚きました。それがきっかけで私は新極真空手の存在を知るとともに、更に空手の稽古に励みました。

入門してから5年経過した頃、諸事情によりその流派は退会したのですが、退会してからもウエイトトレーニングや自宅にあるサンドバックで自主稽古は続けていました。私が他流派を辞めて2年が経過したある日、ウエイトトレーニングを行っている体育館で寺家師範とお会いしました。それまで寺家師範とお会いすることは度々ありましたが、この日、初めてお話させていただきました。それがきっかけで体験入門させていただくことになりました。もともと地上最強である極真空手にあこがれを感じていたので、とても嬉しく思いました。
しばらくして体験入門をさせていただきました。サンドバックなどの自主練はしていたのですが組手は2年ぶりなのでとても懐かしく感じました。すぐに入門させていただき、とてもいい雰囲気の道場で、空手に対する熱い気持ちをもつ方々に囲まれながら充実した日々が始まりました。

道場に入門してからは、毎回の稽古で、寺家師範、先輩方にアドバイスをいただき多くのことを学ばせていただいております。ウエイトトレーニングは寺家師範に指導していただいてから、爆発的に筋力がつきました。
入門してから1年半が経過した頃、昇段審査の受審を許可していただきました。それからは、基本稽古や移動稽古を一からやり直し、型を何度も反復しました。
そして、自宅で暇が出来たときや、仕事の休憩中にも少しの時間を見つけて稽古しました。さらに、サンドバックやミットも息上げを多く行いました。道場では、師範、先輩方に様々なアドバイスを頂きました。

そして迎えた審査当日、基本稽古、移動稽古、補強、型と順調に進みました。最後の10人組手はなんとか最後までやり遂げたものの、7人目くらいから体が動かなくなりました。自分の体力のなさを痛感しました。しかし、会場にいる方々が応援していただいたおかげで最後までやり遂げることができました。自分ひとりでは達成できなかったはずです。組手の相手をしていただいた寺家師範、先輩方、道場生の方々、ありがとうございました。また、最後まで声援を送っていただいた寺家師範、先輩方、道場生の皆さん、父兄の方々、とても感謝しています。

初段を取得したということはまだスタートラインに立ったばかりだと思っております。一刻も早く黒帯に見合う実力を身に付けるために日々精進し、強さの追求をしていきたいと思います。今後ともご指導よろしくお願いいたします。
                                      
押忍

三重中央支部
支部長/責任者:寺家誠秀
連絡先住所:三重県津市高茶屋2丁目55-2
電話番号:059-234-1265
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