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世田谷・杉並支部 ニコラ・ビグラー 初段昇段レポート(2013年6月16日)

2014.01.14
昇段レポート

昇段者レポート
押忍

この度は、昇段審査を受けさせていただき、誠にありがとうございました。

幼年時代から私は日本の武道に憧れました。その時に陸上競技に集中していたから、空手をやるための余裕がなかったが、武道についての本を読んだり映画を見たりしました。同時に日本に対する興味がだんだん大きくなってきて、いつか日本に行きたいと思ってきました。

18歳の時に陸上競技をやめて修交会空手の道場に入門しました。二年間ぐらいその修交会空手の修行を続きましたが、なんとなく組手のない空手に満足できませんでした。自分をもっと挑戦させたかったです。同僚から極真空手の話を始めて聞いた時に、とても憧れましたから、地元にある道場に入門しました。そこで私はすぐに空手に熱中しました。その上、日本に対する興味ももっと深くなって、大学に入った時に専攻として日本学を選びました。同時に地元の道場は新極真会に入門しましたから、大きい空手世界の中でいろいろな国々の合宿とセミナーで多種多様の空手を体験できました。

日本で留学できるためにたくさん努力して24歳に初めて日本に来ました。大学の寮が幸い三軒茶屋にありましたから、塚本道場に入門しました。塚本道場で初めて「本当の」空手を体験してとても熱中しました。それまで体験してきた空手と比べることができませんでした。何よりも楽しくて興味深かったです。

しかし、塚本道場で優れた稽古だけではなくて非常にたくさんいい人に会いましたから、うれしかったです。
私は外国人で日本語があまりよく話せなくて、文化にも理解できない部分が多くて間違っているところが非常に多いと思います。ですが、指導者のみなさまと道場生たちがいつも私に対して優しかったですし、応援してくれました。

一年間の留学の後にスイスに帰国したとき、母国の日本の空手と異なるヨーロッパの空手に慣れるのが難しかったです。しかし結局空手に集中している人間の心は国籍を問わずどこでも同じですから、ヨーロッパの空手でも熱心に練習しました。しかし、またチャンスがあれば日本に戻りたいとずっと思いました。

昇段審査を日本で受けるのが私の夢でした。結局、日本に戻りたい気持ちが勝って私は会社をやめて去年日本にもどりました。その選択は今まで一度でも後悔したことありません。日本で空手の稽古に集中するのは私にとって一番幸せだったかも知れません。そして、六月に日本で塚本道場で昇段審査を受けさせていただきました。私にとって何よりの栄光でした。応援してくれた仲間たちは永遠に忘れません。支えていただいてどうもありがとうございました。

外国人として日本で生活するのがいつも簡単なわけではありません。しかし、空手の仲間たちのおかげで私には悲しくて寂しい時間がありません。このような大切な人間関係がなかったら大変だと思います。心をこめて皆さんに感謝します。皆さんに会えて神様に感謝します。これからもいつまでも皆と一緒に空手の稽古をしたいです。

これからは塚本道場の黒帯として恥ないよう、努力していきたいと思います。これからもよろしく願いします。
押忍

ビグラーニコラ2s
世田谷・杉並支部
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