私が初めて空手を始めたのは44歳の時、他の団体に2年間在籍していました。
それから4年間のブランクを経て永島道場に50歳の時入門しました。私が入門して2ヶ月程で永島支部長が海外勤務となりましたので、以後、早川分支部長の下で稽古に励みました。
この度、早川分支部長、永田先生、加藤先生、石川先生から昇段審査を受けてみたらどうかとお話を受けましたが、私の仕事は不規則なため稽古日数が少ないし、また心技体どれをとっても、まだまだだと思っていましたので最初は断ろうと思いました。
しかし私は今年10月11日で58歳になるので毎年稽古がきつくなってきていることを実感していました。そして熟慮した結果、実力不足ですが審査を受けることにしました。
早川分支部長には、日頃の稽古で基本稽古、移動稽古、型などをきめ細かく、また分かりやすく説明してくださり大変有難うございます。壮年部の永田先生、加藤先生、石川先生には通常の稽古の後、壮年部の稽古で鍛えていただき本当に有難うございます。
さて、昇段審査についてですが1週間ぐらい前から審査の事を考えると緊張して心臓がドキドキしていました。当日はやはり少し緊張して基本稽古や移動稽古では、いつも以上に疲れました。
型では今もっている力を少し出し切れたと思います。
10人組手では精一杯戦ったつもりですが、終わった後や翌日も疲れがあまりなくダメージもなかったので、もう少し積極的に攻めていけば良かったと思うと少し悔いが残りました。しかし、道場の皆さんの声援が力となって、なんとか最後まで終えることができました。道場の皆さん本当に応援有難うございました。
以前、永島支部長が空手は黒帯になってからがスタートであるというお話がありました。これで私もやっと空手のスタートラインに立てたかなと思いました。小学生の頃から相撲やプロレス、ボクシング、キックボクシング、など格闘技が大好きだった私が還暦を少し前にして新極真の黒帯になれた事は、この上ない喜びであり感無量であります。
永島支部長も今月(9月)から海外勤務を終えて戻られるという事なので、これからは永島支部長、早川分支部長の下で永島道場の発展の為に少しでも力になれる様、精進していきます。今後とも道場の皆さん御指導、御鞭撻の程宜しくお願いします。
押忍
静岡西支部
支部長/責任者:永島文秋
静岡西支部ホームページ