支えあえる仲間
この度は昇段審査を受審させていただき、また弐段をお許しいただき、誠にありがとうございます。
松本師範から弐段昇段審査のお話をいただいた時、初段の昇段審査で感じた緊張感が蘇り、はたして今の自分にできるのかと不安でたまりませんでした。しかし、やると決めたら自分に出来る最大限の努力はしようと決意を固めました。
一緒に受審する先輩達と通常稽古の前後に型の自主トレを繰り返し行い、お互いに指摘し合いながら少しずつレベルアップできたと思います。稽古のない日は走りこみとサンドバックをやり、時間があればＤＶＤで型の確認をしました。それでも、審査が近づくにつれ不安は消えるどころか増すばかりでした。
審査前日は、気を静めようと早朝からお墓参りに行き、本番の準備を始めました。
いよいよ審査当日、とにかく悔いの残らないよう全力で臨みました。２０人組手が始まる頃、一緒に空手をしている息子が部活を終え応援に駆けつけてくれました。奈良支部の仲間達と息子の応援に後押しされ、無事完遂することができました。
今回の審査を通じて、互いに支えあうことの大切さを改めて実感できました。さらに、精神的・技術的・人間的にも深く学ぶことができ、自分の人生において、かけがえのない宝物になりました。この経験を今後の空手道に活かし、一道場生としてだけではなく、指導員としても道場生のお手本になるべく精進する所存です。
最後になりましたが、このような素晴らしい機会を与えてくださった松本師範、本当にありがとうございました。また、休日にもかかわらず連続組手の相手をしてくださった道場生、応援に来てくださった皆様、激励の電話・メールをくださった仲間と、陰で支え続けてくれた家族に感謝します。
押忍
奈良支部
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