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大阪北支部 川島豊 初段昇段レポート(2013年11月10日)

2014.01.16
昇段レポート

昇段者レポート-630x210

この度は昇段審査の機会を頂き、さらに昇段をお許し頂きまして誠にありがとうございます。

約7年前、仕事の都合で地元大阪に戻ってきた機会に、偶然自宅近くに空手道場があるのを見つけ、以前から何か体を動かしたい、と思っていた私は、見学に行かせて頂きました。

年齢は当時33歳、体こそ大きいものの、格闘技経験はゼロで長年運動すらやっていない状態。
皆から馬鹿にされるんじゃないか、と不安の中、勇気を振り絞って門を叩きましたが、道場では私より明らかに年配の方々がミットや組手で汗を流しており、その姿に体が痺れる様な感覚を覚え、「これだ!」と迷わず入門を決意致しました。

初めての空手着、しかも極真の名前が入った空手着に袖を通した時は嬉しくも誇らしくもあり、稽古が楽しくて仕方の無い日々が続きました。

そこからは普段の稽古に加え、合宿、昇級審査、試合、野外稽古、滝浴び、など多くの行事にも参加させて頂き、今回の昇段審査を迎えるまで、本当にあっという間の7年でした。

もともとスタミナには難があり、10人組手に備えて稽古の無い日は走りこみをするなど体力アップを目指しましたが、審査当日は道場にいつも以上の緊張感が漂い、自分より体力のある受審者が先に挑んだ10人組手で苦しむ姿を見て、直前に逃げだしたい気持ちに駆られました。

そんな時、いつも自分の子供に『チャレンジする事が大事』『失敗を恐れてはいけない』と言っている事を思い出し、『ここで逃げちゃいけない』と、自分を奮い立たせて挑みました。

10人組手では、自分の思い描く姿とは程遠いもので、反省する点ばかりとなりました。
また審査全般を通して、技術面、体力面での未熟さを感じざるを得ませんでした。
それでも最後まで完遂できたのは皆様の大きな声援のお陰です。

 
思えば33歳にして極真空手に出会えた事は非常に幸運でした。
多くの方々との出会い、心身の向上、汗を流す爽快感など、空手で得られる事は無限にあります。

空手がなければ仕事と家庭だけの生活を送っていたかもしれません。
体調が悪い時や精神的に辛い時でも、道場で多くの先輩や仲間と共に汗を流し、語り合う事ですっきりした気分になって道場を後にします。

空手は一人では出来ません。
ここまで来れたのも、そういった方々の存在抜きではあり得ませんでした。

最後になりましたが、前田師範、野上師範代、先生方、道場生の皆様、今まで細かく丁寧にご指導頂き、本当にありがとうございました。
審査当日は奈良支部から松本支部長はじめ多くの方が掛け組手のお相手をして下さいました。

ありがとうございました。

これからは微力ながらも大阪北支部に貢献できるように努力し、黒帯として恥じないように精進を続けて参ります。

今後共宜しくお願い申し上げます。  押忍

川島豊

大阪北支部
支部長/責任者:前田政利
連絡先住所:大阪府大阪市旭区太子橋3-2-8-207
電話番号: 06-6955-0485
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