「初心と感謝を忘れずに」
この度は、昇段審査を受審させていただき、また昇段をお許しいただき、誠にありがとうございました。
私が極真空手に入門したのは23年前、22歳の時でした。
「空手バカ一代」や大山総裁の著書「極真への道」等で空手の凄さ、黒帯の強さに憧れ、今の自分にない物はこれだと強く思いました。
しかし、自分にこんな事ができるのだろうか?と何度も自問自答をくり返し、できたら凄いのだろうなと、一念発起して門を叩いたことを今でも覚えています。
後、十数年後、弐段を取得するも、それまで所属していた道場から籍を外すことになりました。
2年近く、打ち込んでいた空手から離れ、自暴自棄になりかけた時に、以前から慕っていた奥村師範にお会いする事ができました。
その時、新極真カラテの素晴らしさ、師範の懐の深さに改めて感銘し、二度と通すことのないと思っていた空手着に、再び袖を通すことができました。
あの時の喜びと、感謝の気持ちは今でも忘れません。
そして、「奥村師範の下で、再び弐段を取得したい!」という思いで今まで頑張ってきました。
昨年は組手と型の試合にも出場する機会を与えていただき、組手は15年ぶり、型に関しては初の出場で緊張しましたが、改めて基本稽古、移動稽古の大切さに気づかされました。
また大変充実した一年でもありました。
今回の審査では精神面、体力面で改めて自分の未熟さを痛感しました。
特に10人組手では、満足できるような内容ではなく、反省する事ばかりでしたが、それでも最後まで完遂することができたのは師範、先輩方、道場生と父兄の方々の大きな声援があったからだと心より感謝しております。
普段から熱い指導をしてくださる清水師範代、根気強く型の稽古をつけてくださった奥村雅一先輩、そしていつも稽古を一緒にしてくださる道場生の皆さん、本当にありがとうございました。
今後は私がこの経験を生かし後輩に伝え、また道場を盛り上げていく事ができればと思っております。
これから新極真会の弐段としての名に恥じぬよう精進していきたいと思いますので、ご指導のほどよろしくお願いいたします。
最後にいつも私を見守り、応援してくれる家族に感謝します。押忍
千葉南支部
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