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奄美支部 政岡健作 弐段昇段レポート(2013年12月22日)  

2014.01.22
昇段レポート

はじめに、昇段の機会を与えて頂いた緑健児師範に感謝申し上げます。

私は今回、新極真会の立ち上げから10年、また入門から28年の年に昇段審査を受けることになり、改めて新極真空手の素晴らしさを再認識することができました。

それは特に次の4点でした。

①道場があるということ。
②新極真会を志す仲間がいるということ。
③目標をもつということ。
④社会人として仕事が充実するということ。

空手は一人でも稽古のできる武道ですが、人間は弱いもので、ついつい易き方へ流されてしまうものです。
私も奄美支部の徳之島道場と伊仙道場の指導を任されていたときは、道場を守るという責任感と道場生の健全育成や生涯武道の推進、健康増進を進めるなどといった使命感から毎日の稽古に励んでいました。

しかし、勤務先が転勤により変わり、近くに道場がない環境となってからは、一人稽古をしばらくはしていたのですが、途中で何のために稽古をしているのか迷いが生じ、同時に仕事上の責任も重なり、次第に稽古が疎かになっていきました。

3年前、瀬戸内町教育委員会勤務を命じられ瀬戸内町に赴任してきました。
緑道場に通える環境になったのですが、慣れぬ仕事に追われ、稽古になかなか行くことができず、当然体力も落ちていましたので何となく稽古に対する意欲や自信もなくなっていました。

3年目にようやく仕事にも慣れ、このままではいけないと一念発起し、稽古に行く時間を生み出し、まずは健康クラスの稽古から参加するようになりました。

そんな折、緑師範から昇段審査の受審について声をかけていただきました。
大きな目標を与えていただき、不安もありましたが、栄克人師範代から空手稽古はもちろん、ウェイトトレーニングについても懇切丁寧に指導していただきました。

私にとって、ビックミット打ちのスタミナ稽古や組手稽古はどれもハードなものでしたが、道場生の仲間達からは、道場稽古の時間内外を問わず相手をしてくれるなど背中を押していただき、勇気をもらいました。

このことは、私に「道場があり、仲間がいて、目標を持つこと」の大切さを教えてくれました。
毎日の稽古が充実してくると、精神的にも「よし、やってやるぞ」と意欲的になってきたのも実感できました。

また、審査会に向けて、普段の生活態度にも変化がありました。
例えば、大人の付き合いである酒席の場でも、翌日の稽古に支障がない程度にアルコールを控えるなど健康にも気をつけるようになりました。
さらには、仕事上の業務においても仕事に追われ、だらだらと残業することもなくなりました。

一例をあげるならば、書類をプリントアウトし、プリンターへ書類を取りに行く歩行も早くし、無駄な時間をつくらないなどの細かな実践を日々行うようになったことです。

メリハリのある業務遂行が可能となったことで、仕事が充実してきました。
そのことで、空手との両立が図れ、心身ともに健康な生活が送れるようになったことは、新極真空手の効果の一つです。

結びに、緑師範、栄師範代をはじめ緑道場の皆さんや審査会当日、10人組手の相手として駆けつけてくれた昔からの仲間である名瀬道場生の皆さん、普段から応援してくださった諸先輩の皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。

私は、今回の昇段を契機に、新極真会が推進している「青少年育成」に貢献できる人間となれるよう空手と仕事を両立させながら精進してまいりたいと決意しています。

今後とも御指導・御鞭撻のほど、よろしくお願いします。押忍

奄美支部
支部長/責任者:緑健児
連絡先住所:鹿児島県奄美市名瀬末広町14-12
電話番号: 090-9728-4463
http://shin-kyokushin.org/


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