今回の昇段審査にて四段の昇段を頂きありがとうございました。
若い頃に出来なかった事を取り戻そうと思い日々稽古に励んで参りました。
覚えの悪い自分ですが、四段の自覚を持ち今からも頑張りたいと思います。
5年前、佐賀筑後選手権大会一般部に参加させて頂きましたが、一回戦で上段回し蹴りをもらい一本負けを喫して、年齢の言い訳も聞かな位いショックを受けました。
年齢の所為にはしたくなく、もう少し道場で若い人達と稽古を！と考えました。
年齢と共に体力が衰える事は仕方がない事ですが、気持ちは衰える事がない様にしたいと思い「人が簡単にやれる事を人のやれない数量行えば何事も達成する！」何処で聞いたか忘れましたがこの言葉が気に入って基礎体力からやり始めました。
自主稽古では勿論派手なことは出来ず、本当に簡単な内容を続けるだけでしたが、その簡単な反復稽古の大事さを再確認しました。
審査当日は前夜は緊張であまり睡眠が取れず朝を向かえましたが、体調は充分でした。
しかし最後の審査の掛け組手は3人目以降は思ったように身体が動かず満足するものではありませんでした。
ただ対戦者の方々の容赦ない攻撃に「こんな年取った自分でも充分に認めて貰ってるんだ」と嬉しく感じながらの苦しい組手でした。対戦者の皆様方本当にありがとうございました。
この年齢になり還暦を向かえましたが、成人病などの病を患う事無く過ごせるのは先にも後にも空手道のおかげだと本当感謝致します。
また、この頃はやり方次第では年齢関係なく空手道を続けられる事を実感しています。
今回の経験等を道場の生徒達に伝えながら、益々空手道に対して精進して行きたいと思っております。
今回の審査に大阪から応援の為に来て頂いた内藤支部長、また熊本から同行してくれた息子の一平！そして熊本県阿蘇地区から応援に来て頂いた木戸住職、本当にありがとうございました。
また会場で応援を頂いた皆様に心より御礼申し上げます。押忍
熊本中央支部
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