この度は 昇段審査の機会を与えて頂き、また昇段のお許し頂き本当に有り難うございます。
思えば19歳で大山総裁に憧れ、極真カラテを始めたかったのですが、当時地元に極真カラテが無かった為、他流派でフルコンを始めて極真の試合に出る事を目標に稽古に励みました。
そして第1回長野大会に出場し、大山総裁の前で試合をした事が最高の思い出となりましたが、怪我も有り、次第に道場から遠のきました。
その後いろんな格闘技を経験しましたが、やっぱり自分が一番やりたいのは空手だ、それも大山総裁が作った極真カラテと思い、38歳で新極真会に入門しました。
前派では型が殆んど無かったので、型がとにかく苦手でした。
帯が昇級するにつれ型が複雑になり、覚えの悪い自分にとっては大変な事でした。
それでも各地の大会には、出場し続けました。
茶帯になり緑代表からも早く黒帯取りなさいと言われるようになり、そうした中で第9回新潟大会シニア決勝戦で顔面殴打により眼底骨折し、病院のベッドの上でこれで自分の空手人生はもう終わりだなと真剣に考えました。
運よく復帰する事が出来、再び空手が出来る喜びと、早く黒帯を取りたいという思いがより強くなりました。
今回は夏の審査で、暑さで体力が奪われ苦労しましたが、何とかやり遂げました。
最後の十人組手では三人目で諦め掛けましたが、新潟支部の道場生、父兄の声援で頑張る事が出来ました。
声援有り難うございました。
これからも日々精進し初心忘れず頑張りたいと思います。
最後になりますが、試合会場で言葉を頂く緑代表、藤原師範、熱い言葉で応援してくださる角川さん、昇段をお許し頂いた古川師範、鶴巻師範代、型を指導して頂いた樋口師範代、いつも一緒に稽古してる上越道場生のみなさん、そして再び空手を続ける事を許してくれた両親に、この場をお借りしお礼申し上げます。
新極真の黒帯に恥じぬよう頑張ります。押忍
新潟支部
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